「親知らずを抜くのってめちゃくちゃ痛い」
友人に聞いてから、何度もインターネット上で親知らずを抜いたときの痛みについて調べてきた。そして実際に親知らずの抜歯にあたって、歯医者さんから注意点などを聞いてきたのでまとめてみたいと思う。
若いうちに抜いた方がいい
若いころの怪我は治りやすいって言うけど、歯の治療も同じ。若いころは免疫力も高いし新陳代謝も高いから傷の治りが早い。治癒力というのは年々衰えていくから高齢になってから親知らずを抜くと痛みが長引いてしまう。
また、親知らずを長い間放置しておくとあごの骨と親知らずが硬くくっついてしまい抜くときに骨にダメージを与えてしまう可能性がある。他にも親知らずの根が出来てくると、抜くときに神経や血管を傷つけてしまうリスクが出てくるから、根ができる前に引っこ抜いちゃったほうがリスクは低い。
親知らずを抜いた方がいい人は?
親知らずを抜かなくてもいい人もいる。まっすぐと生えていて噛み合わせに問題ない時などである。逆に親知らずを抜いた方がいい時は次の通りのような時である。
- 虫歯が進行している
- 歯茎の腫れを2回以上経験した
- 歯磨きで歯垢を落とせず、食べカスがよく歯茎に詰まってしまう
- 親知らず付近の歯に虫歯がある
- 矯正治療を済ませ、保定装置も終えている
女性の場合、妊娠中や出産直後は薬の服用はなるべく避けたいから、大事な時期に親知らずを抜かなければならなくなるなんてことがないようにしておきたい。
抜歯当日や翌日以降の注意点
抜歯した部位は傷口になるので、基本的には傷口を広げないような対策が必要だ。
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- 激しいうがいや舌で患部を触るのはNG
傷口を広げるようなことは決してしてはいけない。うがいはそっとやること。あとは患部がどうなっているか確かめようと舌で触ってみることも禁止だ。抜歯したあと、患部には血がたまり、それが固まってかさぶた(血餅)になり患部を保護する。なんらかの刺激によって血餅がとれると治癒が遅れてしまう。最悪の場合、顎の骨がむき出しとなり、強烈な痛みを伴うドライソケットになってしまう可能性がある。
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- 血流を良くしてはいけない
激しい運動や長風呂、飲酒は血のめぐりがよくなってしまうので控えよう。患部が余計に腫れたり、痛みが増す可能性がある。
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- 医者から指示された場合薬を飲む
医者から指示された用法・容量を守って服用しよう。
親知らずの抜歯体験談
親知らずを抜いた僕の体験談や事前に調べたことを弟との対談形式でまとめてみた。




















親知らずを抜くなら早く抜いたほうがいいよ。そっちのほうが骨や神経を傷つけないし、治りも早いからね。でも僕はなかなか行けない人の気持ちもわかる。
怖いよね・めんどいよね
でもさ、もう1回言うとリスクが低いうちにやっておこう。仕事やバイト、学校との兼ね合いがあるだろうけれども、うまくやって親知らずとおさらばしよう。
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