TOEIC900点って、とてつもなく高いハードルのように思えますよね?
実際にTOEIC900をクリアした後アメリカ留学を果たした、ワタクシあごながおじさんも、かつては「TOEICで900点取るのって、会計士の試験に合格したり、医者とか弁護士になれたり、クラスで一番人気の子と付き合うのと同じぐらいムズんじゃないの!?」なんて思ってましたからね。
むかしの私はちょっと大げさすぎたかもしれませんが、とにかく、「自分にとって縁がなさそう」「ぜんぜん達成できる気がしない」というのは、多くの人の共通認識だと思います。
実際、TOEIC900というのはけっして簡単ではないですし、いい加減な準備で臨んで気軽にクリアできるようなものじゃありません。
ただ、実際にクリアしてみると、「正しい方法で準備してチャレンジすれば、世の中の半分以上はクリアできるんじゃないかな?」という感覚です。
たしかに、「990点満点をクリアする!」とかはムリに近い領域かもしれません。が、900点をクリアするぐらいだったら、遅かれ早かれたいていの人は達成可能だと思います。
なにをかくそう、このあごながおじさん自身、TOEIC400点からスタートしましたからね。高校時代なんて、文法の授業についていけなくて、先生が黒板にSとかVとか書いてる意味がまったく理解できなかったですからね。「なんでみんな理解できるのかな?」って不思議に思ってましたよ。つまり、もともとの素養なんて、まったく備わってなかったわけです。
そんなあごながおじさんが、大学入学後わずか一年そこそこで、TOEIC400点から900点越えできた理由、そのエッセンスをあらためて記事にしてみました。「TEIC900点なんて夢のまた夢だよね。やっぱり自分には無縁なのかな?」て思ってるそこのアナタ。最後まで読めば、あなたのような“英語素人”が900点をクリアするための実現可能な戦略が理解できますよ。きっと希望もわいてくるはずです。
「そもそも何やっていいかわかんないよ!」というあなたにオススメな「発音の勉強」、その圧倒的な効果とは?
初心者の段階だと、「900点どころか、600点とか700点ですらクリアできる自信がないよ!」といった感じでしょう。そもそも、最初になにに手をつけていいのかすら分からないはずです。
そんなあなたにオススメしたいのが、「発音の勉強」による基礎固めです。
巷ではよく、「英語をマスターするためには耳から入ろう!」的なことが言われてるじゃないですか?
でも実はこの「リスニングから入る勉強法」って、ほとんどの人にとっては非効率極まりない方法なんです。
というのも人間の耳は、実際に発音したことがある音しか認識できないようになっているからです。つまり、発音したことのない音を何百回・何千回と聞いても、それはしょせんノイズとしか認識できないから、いくら聞いても聞こえるようにならないのです。
この事実、結構ビックリしませんか?つまり、最初に発音のトレーニングをしっかり積まないまま一生懸命リスニングを頑張っても、ほとんど時間のムダにしかなってないわけです。
「いやいや、何百回も聞きこんでたら、少しは効果あるでしょうよ?」なんて思うかもしれません。
ですが、もし、あなたが洋楽好きならわかるんじゃないでしょうか?好きな洋楽の歌詞を何度繰り返し聞いても、歌詞の中身はほとんど理解できないままですよね?せいぜい「ハロー」とか「アイラブユー」とか、自分でも言ったことのあるフレーズが部分的に聞こえるぐらいじゃないですか?後は歌詞カードを読んだことがあるとか?
ここであなたに、脳科学的的な観点から説明させてもらいますが、くり返しの説明になりますが、私たちの脳は、一度発音したことのある音以外は聴き取ることができません。それは私たちの脳が、聴こえた音を言語として認識するかどうか、過去に自分の口や舌、喉などで音にしたことがあるかどうかを記憶していて、その記憶を元に判別しているからです。それ以外の音=ノイズとしか認識できないのです。
そして、私たち日本人にとってさらに都合が悪いことに、英語には日本語にない発音が40種類も存在します。
英語の音は母音・子音あわせて50種類といわれていますので、つまり「英語を音読したことがない」という人はじつに8割以上の音がノイズとしてしか認識できないわけです。これじゃあ、お気に入りの洋楽の歌詞がほとんど理解できないのも当然ですよね。
逆にいうと、「発声のトレーニングをしっかり積む」だけで、リスニング能力をはじめとした英語力を飛躍的にアップさせることができます。それも驚くほど短期間で。
そんなわけで、「いままで一生懸命英語の勉強をしてきたつもりだけど、イマイチうまくいく実感がわかないよ…」という人は、今日から発音のトレーニングを取り入れるべきです。
で、具体的にどうやって発音の勉強をしたらいいの?っていうところですけど、大切なのはただやみくもに発音や音読をやるのではなく、“正しい音”を聞きながら、“正しい音”を真似してトレーニングを重ねることです。
ほら、赤ちゃんがだんだんと言葉を覚えるときも、お父さんやお母さんが話しかけらる言葉をマネしながら覚えていくじゃないですか?私たち大人も、まずは正しい音を聞きながら、そしてその音をマネしながら音読学習していく必要があるわけですよ。
そしてそして、「正しい音を聴きながら英語を学ぶ」ために最適なのは、CD音源が付いている参考書で英語を学ぶことです。
あごながおじさんが初心者のころ、実際に重宝した参考書がコチラです。
コメントを残す