
問題を最後まで解き終わらないのは非常にもったいないです!なぜなら、TOEICでは「最後の問題」=「難しい問題」ではないからです。
ここでは、TOEIC PART7の解き方のコツを紹介します。
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TOEIC PART7の解き方(初心者〜800点を目指す場合)
TOEIC初心者〜800点を目指す人の場合は、リーディング力が不足しており、文章全体を読み込むのに時間がかかり、最後まで解き終わらない人がほとんどです。
本来であれば全て読み込んでから解答したほうが当然正答率は上がるのですが、一方で必要な情報さえ拾うことができればすぐに解答できる問題もたくさんあります。ここでは、TOEIC PART7を効率よく進めていくためのテクニックを紹介します。
進め方は下記の図の通りです。
まず最初に文章のタイトルと設問を読みます。そこで何について書かれているのかと設問で何が聞かれているのかを確認します。実際に英文をみてみましょう。

スキミングとは何か?
スキミングとは、問題全体を見渡して文章の要点を洗い出し、全体の大意を理解することです。実際に英文を読みながらみていきましょう。
このように”What is the main purpose of〜?”という設問はよく出題されるのですが、スキミングによってすぐに解答できるものがほとんどとなります。
スキャニングとは何か?
スキャニングとは、文章全てを読まずに必要な情報を拾い読みするテクニックです。設問を先に読んでおいて、設問に対応できる部分を探し出し、解答をします。
もう1問見てみましょう。
このようにスキミングとスキャニングのテクニックを使うことによって、わざわざ文章全てを読まなくても解ける設問は意外と多いです。特に800点未満の場合は、効率よく解き進めることができるため、全文読みをするよりも高得点を取得できる可能性があります。私も780点を取得した時は、全文読みをせずにスキミングとスキャニングを使って拾い読みをしていました。
しかし、900点を目指す場合は、全文読みをするようにしてください。900点を目指す場合、つまらないミスは許されません。中にはひっかけ問題もあるため、文章全てを読んだほうが確実に正解にたどり着くことができます。ですので、800点を超えた人は次のやり方で問題を解き進めてください。
900点を目指す人のTOEIC PART7の解き方
900点を目指す場合は、設問の先読みをしたあとに、文章を頭から「かたまり」ごとに読んでいきます。
TOEICの本番では、問題用紙に書き込むことが禁止されているためスラッシュを引くことはできませんが、練習では「文章のかたまり」を意識するためにもスラッシュを引いて勉強することをおすすめします。
まとめ
ここまで、TOEIC PART7の解き方について説明してきました。TOEICのリーディングセクションでは、タイムマネジメントがとにかく大切になります。
試験直前には必ず時間を図ながら、公式問題集を解くようにしましょう。
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