TOEIC PART5,6の対策とおすすめの参考書

TOEIC PART5,6は語彙+文法問題です。知識があるかないかで点数が多く変わってきます。

ここでは、TOEIC PART5,6の対策や勉強法を紹介していきたいと思います。

TOEIC Part5,6の出題傾向

まずはTOEICを実際に受験したことがある人はわかると思いますが、PART5,6は語彙・文法を問う問題となります。

TOEIC PART5,6の出題問題
  • 品詞:品詞の判別(動詞、名詞、形容詞、副詞)
  • 動詞の形:能動態/受動態、複数/単数、分詞、動名詞、不定詞の区別
  • 時制:現在、過去、未来、完了形、仮定法
  • 接続・関係・前置詞・比較
  • 代名詞
  • 語彙:単語などの意味

TOEIC PART5の3〜5割は語彙を問う問題で構成されており、残りが品詞や動詞、前置詞、接続詞、代名詞、比較を問う文法問題となります。

なので、TOEICのリーディングを攻略するには語彙の勉強と文法の勉強の両方が必要となります。

品詞の判別

品詞の判別に関しては、単語の形を知っておくだけでも解けるようになる問題があるので、知っておくと良いでしょう。

TOEIC PART5,6の解き方

TOEIC Part5,6には2通りの解き方があります。1つは全文を読んで問題に答えるやり方ともう1つは部分読みといって空白の前後だけを読んで答えるやり方です。

全文読みは、解答のヒントを必ず手に入れることができるので正答率が高くなる反面、読むのに時間がかかってしまい、時間が必要なPart7の読解問題で十分な時間が確保できなくなる危険性があります。

部分読みは、効率よく問題を解くことができるので無駄な時間を削ることができますが、きちんと読んでおけば間違えないような問題でミスをしてしまう可能性もあります。

私自身は730点になるまでは、英文を読むスピードが遅かったので全ての文を読む余裕がなく、部分読みをしていました。しかし、読解力のスピードが上がった現在は、チラッと部分読みをして解ける問題はその場で解いて次に進み、部分読みだと解けなそうだと判断したらすぐに全文読みに切り替えるようにしています。

品詞を問う問題は、部分読みだけでも解ける問題が多かったり、語彙問題だと全文読まないと適切な語句を当てはめることができなかったりするのでどちらがいいという訳でもありません。

※最近のTOEICの傾向を踏まえると部分読みでは対応できない問題が増加しています。なので、部分読みはあくまでもテクニックとして知っておくに留め、全文読みを心がけるようにしたほうがいいかもしれません。

TOEIC Part5,6の勉強法|おすすめの参考書は?

TOEIC Part5,6の勉強法は、出題率の高い問題をひたすら解きまくることだと思います。尚、ここでは基本的な文法を習得していることを前提とさせていただきます。英文法に自身のない方は、英語が苦手な人や初心者にオススメする英文法の参考書6冊で、おすすめの参考書を紹介していますのでご覧ください。

さて、TOEICでは語彙問題の出題率も高いと紹介しました。そこで語彙の対策もやっていく必要があります。TOEICでおすすめの単語帳を5つのタイプに分けて紹介!では、初心者向けから上級者向けまで合計14冊の英単語帳を紹介しています。

500点以上の人は、「新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ」をやるといいでしょう。この単語帳に出てくる英単語はとにかくTOEICテストに出題されます。なんでこんなに出るのかってくらいよく出題されていますので、この1冊をやるだけでも点数は大幅にアップするでしょう。コンパクトでどんな場所でも学習することができるので、通勤の時などにサクっとやってしまうのがいいでしょう。

金のフレーズに加えリーディングで400点以上取得を目指す方は、TOEIC王道の単語帳であるTOEIC(R)TEST英単語スピードマスターをやリましょう。ボリュームがあるので覚悟を持って取り組むことが必要です。

文法問題では、まずおすすめしておきたいのが、1駅1題 新TOEIC TEST文法特急です。

コンパクトサイズでできているにも関わらず、解説がとても詳しいです。また、問題で何が問われているのかが体系化され、解法が示されており、納得できる道筋を与えてくれています。

【新形式問題対応】TOEIC(R)L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6では、「品詞問題」「動詞の形」「代名詞・関係代名詞・限定詞」「前置詞・接続詞」「語彙問題」と分けて解説されており、それぞれの分野を1つずつ潰していくことができるようになっています。

仕上げとしておすすめなのが、とにかく問題を解くことができるTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問です。PART5で取りこぼしなく、素早く解きながら高得点を獲得するにはこのくらいの分量をこなすことが必要になってきます。1000問+αとまさにメガボリュームコンテンツとなっていますが、是非やりきってみてください。

まとめ

Part5,6は知識量がものをいうパートです。大学受験を経験した人は、紹介した参考書を多少やるだけでも高得点を狙うことができるパートだと思います。

しっかりと問題集を使って対策をして高得点を取れるように頑張ってください。

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