スタディサプリENGLISHでは、英語を精聴をするためのツールが揃っています。

精聴とは、音声をじっくりと聞くことで対義語は多聴です。英語初心者の場合、ただ英語を聞き流す多聴をしてもほぼ効果はありません。まずは精聴をし、一語一語しっかりと聞き取るトレーニングをしましょう。

この記事では、英語学習アプリのスタディサプリ ENGLISHを使用して、精聴するのにぴったりな3つのトレーニング(ディクテーション・リピーティング・シャドーイング)の方法を紹介します。
スタディサプリ イングリッシュの使い方を解説!
まず最初にスタディサプリENGLIHの学習ツールについてみていきましょう。スタディサプリENGLISHの学習ツールは大きく分けて3つあります。
- デイリーレッスン
- オートリスニング
- リスニングPlus
そのうち、デイリーレッスンは次の5つのパートに分かれています。
- 内容理解クイズ
- ディクテーション
- 会話文チェック
- なりきりスピーキング
- クイックレスポンス
これらの中から、ディクテーション・リピーティング・シャドーイングができるカテゴリーを紹介しますので、是非試してみてください。
ディクテーション
ディクテーションは、デイリーレッスンの「ディクテーション」パートで行います。ディクテーションは、スタディサプリENGLISHの中でも最も優秀なパートの1つです。
なぜなら、スタディサプリENGLISHのディクテーショントレーニングは、ノートに書くのではなくメールを打つようにタイプする方式となっていることに加え、短文を簡単に繰り返し再生できるからです。従来のディクテーショントレーニングだと、CD音声を再生し巻き戻し、また再生するという流れを繰り返す必要があり、この作業が意外と手間でした。



回答後、しっかり解説を確認でき、ディクテーションで自分の聞き取れなかった音を明確にすることができます。聞き取れなかった音を中心にリピーティングやシャドーイングを行い、聞き取れなかった音を自分の口から言えるようにします。
リピーティング
リピーティングは、以下のパートでできます。
- ディクテーション(解答解説)
- 会話文チェック
- なりきりスピーキング
リピーティングの練習は「なりきりスピーキング」で行うのがオススメです。なぜなら、発音チェックをしてくれ、間違った発音を指摘してもらえるからです。

それでは、なりきりスピーキングについてみていきましょう。


なりきりスピーキングの優れているところは2つあります。1つは、自分の発音が間違っていた場合、間違えた発音を赤字や◯印で指摘してくれるところです。特に◯印で囲まれた部分に関しては、細かい発音の違いを解説で教えてくれます。
もう1つは、自分の声とお手本となる音声を聞き比べできることです。音声を聴き比べることで、自分の発音やイントネーションがなぜ間違っているのかに気づくことができます。

発音の判定と英語の聞き比べという2つの機能は、英語学習において非常に重要な役割を果たしてくれます。なぜなら、「自分で言えない音は聞き取れない」からです。言えない音を言えるようにすることで、リスニング力が向上します。もちろん、スピーキング力もつくので徹底的に練習するようにしてください。
シャドーイング
シャドーイングは以下の項目で練習できます。
- ディクテーション(解答解説)
- 会話文チェック
- オートリスニング
シャドーイングは特に1つの短文だけでやる必要はないので、オートリスニングでやるのがいいと思います。オートリスニングは、デイリーレッスンで使用した教材を繰り返し再生してくれるので、シャドーイング教材にぴったりです。


また、自分の聞きたいフレーズだけを選択して聞くことも可能です。聞き取りにくい音や覚えたいフレーズがあれば、何回も聞いて練習しましょう。
まとめ
ここまでスタディサプリ ENGLISHでできる3つのトレーニングを紹介してきました。

ディクテーション・リピーティング・シャドーイングは、通訳養成学校でも採用されているトレーニングで英語学習に非常に大きな効果をもたらします。
また、冒頭で初心者は英語を聞き流しているだけでは英語は上達しないと言いましたが、これら3つのトレーニングをした後は内容や発音を完璧に理解している状態になるので、オートリスニングで繰り返し聞き流してみてください。これが所謂多聴になります。内容や発音がわかっているので、自然と耳に入って来るのがわかると思います。このような状態で行う多聴はリスニング力アップに繋がります。
スタディサプリENGLISHをまだ始めていない人は、7日間の無料体験ができるので、ディクテーション・リピーティング・シャドーイングを実践してみてください。