スタディサプリENGLISHとは、株式会社リクルートが開発した英語学習のアプリです。スタディサプリENGLISHには、日常英会話コースとTOEIC対策コースがあり、ここでは日常会話コースに関する説明をしていきます。
僕自身、英語が全くできない状況(大学入学時はTOEIC435点)のところから、英語を使って海外で仕事ができるようになるまでになりました。僕は様々な英語学習法を実践してきましたが、スタディサプリENGLISHは英語を話せるようになるための最高の学習ツールなのではないかと思います。
色々な英語学習方法や参考書が世の中に出回っていますが、スタディサプリENGLISHは英語を習得するためのエッセンスが全て詰まっており、これだけやっておけば間違いないといった内容のアプリになっています。
今日は僕が英語学習アプリのスタディサプリENGLISHを実際に使ってみた感想と同時に、オススメの使い方を紹介します。


満足できない場合、1ヶ月以内に解約すれば、一切課金なしとなります。英語学習に最適なアプリなので是非一度使ってみてください。
Contents
スタディサプリ イングリッシュの評判は本当に良いのか?
評判が非常に良いスタディサプリENGLISHですが、まず最初に実際に使ってみて感じたこと紹介します。
スピーキング力・リスニング力を伸ばしてくれる
スタディサプリENGLISHの特徴は、日本人に不足しがちな話す力(スピーキング力)と聞く力(リスニング力)を最短で効率よく身につけるのに最も適したアプリです。
特にスピーキング力をつけるために、従来の勉強方法であるインプットだけではなく、マイクを使ったアウトプットの練習もやることになります。
外国語を習得する上で、アウトプットは必要不可欠となります。日本人は、このアウトプットが圧倒的に不足しているために「知識はあるのに英語が話せない」という人が非常に多いです。
スタディサプリでは、最先端のテクノロジーを使い、独自の音声認識機能を導入しているため、1人でもスピーキング力を鍛えることができます。
1人でスピーキングの練習ができるということは、独学で英語学習をすることが多い日本人にとって、革命的な出来事と言っても良いかもしれません。
今後、英語を話すことができるようになる人がますます増えるような気がしてなりません。
スタディサプリENGLISHのすごいところは、スピーキングの練習において間違っている部分を自動で判定して指摘してくれるところです。
しかも、これがかなり正確なため、非常に効率の良いスピーキング練習ができます。
また、自分の声とお手本の声を比較することもできるので、自分のどこが間違っているのかを実際に自分の耳で確かめることができます。
学習レベルが7段階用意されている

スタディサプリENGLISHは、自分にあった学習のレベルを選択でき、英語初心者〜中級者の人にオススメのアプリです。
学習レベルは1〜7まであります。最初にレベル判定のチェックテストを受けることで、自分のリスニングやスピーキングのレベルに合った学習レベルを判定することができます。
レベル別なので中学生や高校生、大学生、社会人の誰に対しても最適な英語学習ツールになっています。
それぞれのレベルの目安を見ておきましょう。
- レベル1:英検5級
- レベル2:英検4級
- レベル3:英検3級
- レベル4:英検準2級
- レベル5:英検2級
- レベル6:英検2級
- レベル7:英検準1級
あくまでも目安なので、とりあえずレベル判定のチェックテストを受験してみることをオススメします。
チェックテストを受験すると、自分にあった最適なレベルを判定してくれます。
スマホアプリでサクサクと勉強できる!
スタディサプリENGLISHは、パソコンはもちろん、スマホアプリでも勉強可能です。
レッスンや演習が最短2分から受講可能なため、スキマ時間を活用することも可能です。
また、移動時間にずっと英語音声が聞ける「オートリスニング」という機能もついているため、なるべく英語に触れる時間を長くするという意味でも最適な教材だと思います。
他にもスタディサプリENGLISHの魅力として、一連のストーリーを楽しみながら、英語を勉強できることが挙げられます。
登場人物の表情やキャラクター、音声、BGMに特徴があり、楽しく英語学習を続けることができる教材になっています。本当にストーリーが気になりすぎて、英語学習がどんどん進みます。
一連のストーリーがリスニングの内容となっており、会話文を聞き取ってクイズに答えたり、発声練習をしたりという流れになります。
ストーリーは会話形式で進んでいくため、教科書のような堅苦しい文ではなく、日常から使える表現ばかりを学習することができます。
スマホでできるので、ちょっとした隙間時間にパッと取り出し、楽しんで学習できるのであまり苦になりません。
日本人の苦手な部分を徹底的に指導・トレーニングしてくれる

日本人が特に聞き取りにくい音が存在します。
英語の音声を聞いて英文を確認しても、なんとなく「あれ、こんなこと言ってたのかな?」となることが多々あると思います。
聞き取れない理由は、「音声変化」と言われるものによるためです。ネイティブの人たちは、アルファベット通りに英語を発音しないことが多々あります。

たとえば、”pick it up”は「ピックイットアップ」ではなく、「ピッキラッ」というような発音になります。
英語には単語の組み合わせによって音がつながったり、消えてしまったりするという一定の法則性があります。
英語の発音の法則を知識として知り、トレーニングするだけでもリスニング力は確実に上がります。
また、正しい発音を覚えることでスピーキング力も向上し、ネイティブ相手にも通じる英語を身につけることができます。
スタディサプリENGLISHでは、「リスニングPlus」というパートで、学習者が苦手とする発音を抽出し、徹底的にトレーニングできるようになっています。
日本人の英語を知り尽くした豪華な講師陣

スタディサプリENGLISHでは、英語教育での実績が十分にある講師が揃っています。
書店に行けば、著書が置いてあるような有名な方ばかりですし、中にはベストセラーの著者の方もいます。
実際にスタディサプリENGLISHを進めていく上で、レッスンのイントロダクションや発音のポイントの動画は視聴不可避でしょう。
ここでは、一部の講師のプロフィール動画を貼っておきます。
料金は?

スタディサプリENGLISHの気になる料金ですが、なんと月額980円(税抜)で全てのレッスンが受講し放題となります。
月額の料金以外、一切料金がかかりません。
参考書を何冊も購入すると意外に費用がかさんでしまいますが、スタディサプリENGLISHは学習量が膨大であり、アプリ1つで英語学習を完結させることができます。
英会話スクールやオンライン英会話も良いと思いますが、コミュニケーションをとるのに不安がある人やまだ会話をするレベルに達していないけれど、なるべく低コストで英語を話す練習をしたいという人にとっても、スタディサプリENGLISHは非常にいい教材になるでしょう。
尚、登録するにあたって7日間の無料体験期間があります。登録後、7日以内に解約すれば一切料金がかからないため、興味のある方は是非無料体験をしてみてください。
スタディサプリ イングリッシュの使い方を解説!
実際にアプリをダウンロードし、スタディサプリENGLISHをやってみました。
これから受講の一連の流れを紹介すると同時に、適宜オススメの英語の学習方法を交えながら進めていきたいと思います。
まず、スタディサプリENGLISHにログインすると、最初にレベル判定のチェックテストを受験することになります。

受験後、オススメのレベルが判定されます。
各レベルともそれぞれ240レッスンあるので、1日1レッスンだとしても1つのレベルを終えるのに、240日かかる計算となります。
ボリュームのある教材であるため、いろんな教材に手を出すのではなく、スタディサプリENGLISHだけで英語学習を完結させるのが良いかもしれません。

もちろん、オススメのレベルを受けなければいけないと言うわけではなく、自分がやりたいと思ったレベルを受講することができます。
特にスピーキングに重点を置きたい場合は、優しいレベルから始めて、トレーニングを積んでいくのがいいでしょう。
意外と簡単なフレーズでもが口に出せない人は多いと思うので、スタディサプリENGLISHを利用して何度もトレーニングしてみてください。
それでは、ここからスタディサプリENGLIHの学習ツールについてみていきましょう。スタディサプリENGLISHの学習ツールは大きく分けて3つあります。
- デイリーレッスン
- オートリスニング
- リスニングPlus
それぞれ受講してみたので、詳しくみていきましょう。
デイリーレッスン
スタディサプリENGLISHのメインとなるレッスンです。デイリーレッスンは次の5つのパートに分かれています。
- 内容理解クイズ
- ディクテーション
- 会話文チェック
- なりきりスピーキング
- クイックレスポンス
これからそれぞれのパートを実際に受講してみたいと思いますが、その前にデイリーレッスンにはそれぞれのレッスンに対しての学習目的があることを忘れてはなりません。

たとえば、上の写真のレッスンでは、レッスンを終えることで、「簡単なあいさつや呼びかけをしたり、それに答えたりできるようになる」という目的があります。
つまり、レッスンが終わった後に、もし簡単なあいさつができるようになっていなければ、デイリーレッスンを受講した意味はほぼなかったと言っても過言ではありません。
ただ、受講をするのではなく、しっかりと受講のポイントを知ってから受講をすることがスタディサプリでの英語学習を成功させるコツだと言えます。それでは、学習内容を見ていきましょう。
内容理解クイズ
内容理解クイズでは、2〜3名の登場人物の会話を聞き、その会話内容に関する質問が3問出題されます。
この会話の内容が面白いのと、次のレッスンに話が続く場合が多いので、レッスンを終えても続きの展開が気になってしまって仕方がないです。

質問は4択の中から、会話の内容に当てはまる答えを選択します。

回答すると解説が出てきます。間違っていた場合は、なぜ間違えたのかを確認することができます。
解説がかなり丁寧なので、わかりやすいと思います。

会話の内容確認クイズが終わると、続いては会話の中に出てきた単語のクイズが数問出題されます。
単語が表示されるのではなく、英語の音声を聞いてそれに対する答えを4択の中から選択する方式です。

回答すると答えが出てきます。
発音記号も出てくるため、音声を聞きながら発音ごと英単語を覚えてしまうのが良いでしょう。
発音ごと英単語を覚えてしまうと、のちに英語力が格段に上達します。

ディクテーション
内容理解クイズを終えた後、スタディサプリENGLISHの中でも最も優秀なパートの1つであるディクテーションレッスンを受けることになります。
ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、聞いたフレーズをそのまま書き留めることです。
初心者の方にとってはハードルが高いかもしれませんが、英語の勉強法の中でも最もおすすめな方法の1つですので是非挑戦してみてください。

スタディサプリENGLISHのディクテーショントレーニングは、書くのではなくタイプする方式となっていますので、ものすごく取り掛かりやすいです。
これなら電車のなかでもスマホを使ってディクテーション学習に取り組むことができます。
一度で聞き取れなくても、何回でも再生できますので果敢に挑戦してみてください。

回答後、しっかり解説を確認できます。ディクテーションをすることで自分の聞き取れなかった音を明確にすることができます。
ディクテーションも内容理解クイズで出てきた文が使用されています。

会話文チェック
ディクテーションが終わると、内容理解クイズで出てきた会話の音声を再チェックする会話文チェックに移ります。
会話文チェックは、スクリプトを見ながらできるので自分の聞き取れない音があっても安心です。

ディクテーションをした後なので、先ほどは聞こえなかった音も聞こえるようになっているかもしれません。何度も繰り返し聞いてみましょう。
また、リピーティングやシャドーイングをやり、発音やイントネーション、フレーズを覚えてしまうのもオススメです。
なりきりスピーキング
会話文チェックが終わると、実際に内容理解クイズで出てきた文を自分で発声するなりきりスピーキングに移ります。
なりきりスピーキングは、音声の後に続いて発声するいわゆる「リピーティング」の練習になります。
ディクテーションと同じく、英語学習でオススメの勉強法の1つです。

マイクを使っての学習になりますが、なりきりスピーキングの優れているところは2つあります。
1つは、自分の発音が間違っていた場合、間違えた発音を赤字や◯印で指摘してくれるところです。
特に◯印で囲まれた部分に関しては、細かい発音の違いを解説で教えてくれます。

もう1つは、自分の声とお手本となる音声を聞き比べできることです。
聞き比べることで、自分の発音やイントネーションの誤りに気づくことができます。
発音の判定と英語の聞き比べという2つの機能は、英語学習において非常に重要な役割を果たしてくれます。
なぜなら、英語の法則として「言えない音は聞こえない」からです。言えない音を言えるようにすることで、リスニング力が飛躍します。
もちろん、スピーキング力もつくので、徹底的に練習するようにしてください。
クイックレスポンス
最後にクイックレスポンスの練習です。
デイリーレッスンには、学習目的があると前述しました。その学習目的に沿った短いフレーズを習得するための練習をします。
最初に英語と日本語が書かれたフレーズを見ながら練習します。

一通り練習が終わった後は、本番となります。日本語だけをみて制限時間内に英語で発声しなければなりません。
対話形式となっているため、まるで本当に会話をしているかのような気分になります。

クイックレスポンスで嬉しいのは、その日のレッスンだけではなく、その1つ前のレッスンで習ったクイックレスポンスの問題も出題されることです。
2日連続で同じフレーズに触れることで英語フレーズへの理解を更に深めることができます。
クイックレスポンスを終えると、デイリーレッスンの総合結果が発表され、レッスン終了となります。

出来が良ければ、次のレッスンに進めばいいし、よくなければもう1度受講した方がいいでしょう。
また、その日覚えたフレーズに関しては、何度も繰り返し練習してすぐに口から出せるようにしておきましょう。
オートリスニング

オートリスニングはスマホアプリ専用教材となっており、主にデイリーレッスンの復習教材や多聴教材として使うことが出来ます。
デイリーレッスンの内容理解クイズでの会話内容を何度も繰り返し、聴くことができます。
耳にタコができるまで英語のシャワーを浴びるとは言い過ぎかもしれませんが、英語に触れる時間をできるだけ長くした方がいいので、電車の移動時間やリピーティング・シャドーイング教材として使ってみてください。

自分の聞きたい音声だけを選択して聴くことも可能です。
聞き取りにくい音や覚えたいフレーズがあれば、何回も聞いて練習しましょう。

リスニングPlus

デイリーレッスンを数回受けると、リスニングPlusが使えるようになります。
英語のリスニングができない原因として、単語レベルでリスニングができていないのか、それとも文章レベルになるとリスニングができなくなるのかを確かめることができます。
クイックワードクイズで単語の聞き取り力を強化する

クイックワードクイズは、単語をリスニングして意味を答えるクイズです。読むのではなく、耳で聞いてすぐに意味のわかる単語を増やすことができます。
クイックワードクイズでは、会話での利用頻度が高いものの聞き取れない可能性の高い単語を効率的に学習することができます。
音声変化ディクテーションでリスニング力を鍛える

英文を読むことができるのに、耳で聞くと全くなんと言っているかわからないという場面に遭遇している人は多いでしょう。
主な原因は、「音声変化」が起こるからです。
ネイティブが英語を話すときには、音声変化と言って英語の発音が変わってしまうことがあります。
音声変化ディクテーションでは、音声変化が起こる6つのポイントを学習することができます。
- 連結(つながる音)
- 脱落(落ちる音)
- 同化(変わる音)
- 短縮(短くなる音)
- 弱形(弱くなる音)
- 変形(やわらかくなる音)
デイリーレッスンを基に苦手な音を自動的に判定してくれるので、自分の苦手な音を1つずつ潰していきましょう。

苦手な音を動画で学習し、ディクテーショントレーニングをするのがこの「リスニングPlus」です。まずはそれぞれのポイントを動画で確認します。

上の写真は英語を話すときに、語尾のtやd、gは発音しないということを教えています。いわゆる「発音の脱落」に関するレッスンです。
動画を見た後に音声変化ディクテーションに取り組みましょう。

リスニングPlusで徹底的に自分の弱点をトレーニングすることによって、少しずつ聞こえる音が増えてきます。徐々に英語の力が付いてくるのを実感できるでしょう。
音声変化は我々日本人にはあまり馴染みがないため、最初は難しく感じるかもしれませんが、頑張って挑戦してみてください。
ディクテーションが終わった後に、あわせてリピーティング等で声に出してトレーニングをするのもオススメです。
まとめ
スタディサプリENGLISHは英語学習者に最適な英語学習アプリです。
「リピーティング」や「ディクテーション」など、当ブログで紹介している英語の勉強法がアプリ内で知らず知らずのうちに使われています。
それが堅苦しい形ではなく、ストーリーに沿ってトレーニングができる内容になっているので飽きずにできるでしょう。
月額980円(税抜)でできることを考えると、料金の割に学習量が膨大であり、このアプリ1つで英語学習を完結できます。参考書を何冊も買ったり、英会話教室に通ったりするより、はるかにコストパフォーマンスの高い教材だと思います。
今なら無料体験もできるのでこの機会に是非試してみてください。
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