【“3分でわかる「on」と「up」の法則”を理解して、“膨大な暗記”に費やす時間をばっさりカットしよう!】
英雄の表現で頻出する、「動詞+前置詞」。句動詞(イディオム)と呼ばれます。
わかりやすいもので言えば、「get up(起きる)」などで、日常会話の中でも頻出しますね。
この句動詞、一見簡単な単語を用いているが、侮れません。
一つの動詞に対してつく前置詞が変わるだけで、意味が180度変わってしまいます。
日常会話で頻出の句動詞、もちろん意味を知っていないと話せないだけでなく、相手の言っていることもうまく理解できません。
このあごながおじさん自身、ネイティブと話す時に句動詞をよく耳にしていましたが、簡単な単語をつなげているだけなのに、意味がさっぱり理解できないことが多々ありました・・・。
こうなると、コミュニケーションもつまづいてしまいます。
相手も、「こんな簡単な単語を使っているのにどうして伝わらないんだろう?」と言わんばかりの表情で困惑します。今思い出しても情けないですね。
となると、この句動詞、わざわざ1つ1つ覚えないといけないのでしょうか?
でも、いったい句動詞っていくつあるんでしょうか・・?
句動詞の数は膨大に存在します。
わざわざ1つ1つを丸暗記するなら、どれだけの時間が必要になるのか・・そんなことを考えると途方に暮れてしまいますね。
目の前に巨大な壁が立ちはだかっているような感覚になるのではないでしょうか?
そんなあなたに朗報です。
「前置詞はイメージを掴むことで意味が理解しやすくなる」
そう、こんな膨大な量の句動詞を丸暗記するのはとてつもなく大変ですが、前置詞のイメージを掴むととたんに意味が理解できるようになります。
前置詞は言葉で意味を理解するのでなく、イメージを掴むのがコツです。
ここで、この動画を見てみてください。
(動画)
【“on”は「上にくっついてるイメージ」、“up”は「離れるイメージ」?】
例えば、動画で紹介している”hang on”と”hang up”。
「電話をつないだままにする」、「電話を切る」という意味です。
“on”はくっついているイメージ、”up”は、離れるイメージなので、これを受話器に当てはめると、
・hang on
→受話器が耳に”ついている”=電話をつないだままにする
・hang up
→受話器が耳から”離れている”=電話を切る
という意味になります。
「なるほど」という感じがしませんか?
このようにイメージさえ掴んでおけば、あとは熟語の意味をひとつひとつ暗記していなくても、想像でおぎなうことができます。
1つ1つ覚えようとするととてつもない労力がかかり非効率な上、忘れてしまったらおしまいです。
ところがイメージとして覚えておくことで、記憶に残りやすくなる上に、わからないイディオムに出会った時にも汎用が効くという訳です。
【“ネイティヴの感覚”を身につければ、TOEICのPART5・6も正答率アップ!】
TOEICでは、いかに時間をかけずに解くかが勝負のカギとなります。
そこでわからない句動詞なんかが出てきてつまづいてしまって、いちいち時間を取られてしまっては勿体ありません。
文脈から色々な選択肢を考えるかもしれませんが、考えてもわからないところに時間を費やしてしまうのはTOEICにおいて致命的です。
ところが、わざわざ句動詞を丸暗記しなくてもイメージさえ掴むことができれば、文脈の流れからも大体意味が理解できるようになります。
TOEICのPart5、Part6の読解問題で躓くことも減り、刻一刻と過ぎていく時間の浪費に焦る気持ちを抑えられます。
またそれだけでなく、わからない語句に出会った時にも汎用を効かせ、想像できるようになるはずです。
TOEICで高得点を狙うなら、この前置詞のイメージを理解しておくことがとても重要なのです。
英語をマスターするには、避けて通れない「句動詞」。
これを機会に、「意味を言葉で丸暗記」ではなく、「イメージする」ことを覚えてください。
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