音声変化を知れば英語が聞こえるようになる | 発音変化のルール

英語を勉強している人で、リスニングができずに苦労しているは多いです。

日本人が英語のリスニングが苦手な理由はいくつかありますが、その1つに音声変化が挙げられます。また、音声変化はリスニングをする上で非常に大切な要素であるにも関わらず、学校などでは教えてもらえなかった人も多いと思います。

実は、私たちが日本語を話すときも知らず知らずのうちに音声変化が起こっています。例えば、「全員(ぜんいん)」を「ぜーいん」と言ったり、「ぜいいん」と言ったりします。

英語も同じような変化を起こします。音声変化が起こる理由は簡単で「言いやすくなるから」に過ぎません。

英語は、カタカナどおり読まれるのではないということはご存知だと思いますが、アルファベットどおり読まれるわけでもありません。英語を話すときも日本語と同じく音声を変化させて読むことがあります。音声変化には、連結・短縮・脱落・同化・弱形・変形の6つがあります。

これらの音声変化をマスターすることでリスニング力を格段に向上させることが可能になります。ここでは英語を勉強している人が知っておくべき音声変化を紹介していきます。

スポンサーリンク

6つの音声変化

冒頭で音声変化には、連結・短縮・脱落・同化・弱形・変形の6つがあると紹介しました。

言葉だけ聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際には簡単な法則ですので1つずつみていきたいと思います。

音声変化①連結

連結とは、言葉のとおり単語と単語の音がつながることです。

英単語は1つ1つ個々に発音されるというわけではなく、つながって発音されます。英語には切れ目がないのです。

リスニングしてみて1単語だと思っていても、実際には3単語発話されていることがあります。

このように連結に慣れていないと、文字面では理解できても、音声で聞くと理解できないということが起こってしまいます。

連結の例

  • pick it up(ピッケラップ)
  • live in(リヴィン)
  • an apple(アンナポー)
  • come on in(カモンニン)
  • not at all(ノッラロー)

音の連結を聞き取れるようになるためには連結の規則性を理解し、音声を何度も聞き、それを真似ながら自分で発音できるようになるまで何度も練習しましょう。

音声変化②短縮

短縮で挙げられる代表的な例は、「I am→I’m」です。英語では短縮が頻繁に起こります。

短縮は文字面でも表記が変わるため、比較的理解できている人が多いと思います。

しかし、「I am」と文字で書いてあってもネイティブの人たちは「アイム」と短縮して発音するので注意が必要です。

短縮の例

  • I’m(アイム)
  • How’s(ハウズ)
  • should’ve(シュドゥブ)
  • We’ll(ウィール)

短縮が起こるケースとして、「主語+be動詞」や「疑問視+be動詞」、「主語or助動詞+have」、「主語+will」などが挙げられます。

音声変化③脱落

英語を文で話すとき、だいたい単語の最後にある「t」、「d」、「g」は省略されます。

馴染みのあるもので言うと「ハンサム」が挙げられます。英語で「handsome」と書くのに読む際は「d」が省略されてしまいます。

脱落の例

  • sit down(スィッダウン)
  • your hat(ユアハッ)
  • good day(グッデイ)
  • went to(ウェントゥー)

例の上2つのように似た音が重なって脱落が起こる場合と、下2つのように同じ音が重なって脱落が起こる場合があります。

音声変化④同化

同化とは、2つの音がくっついて音が変わる現象のことです。

あなたが学校で教わった同化の例として挙げられるのが、疑問詞だと思います。

同化の例

  • Did you(ディジュー)
  • Would you(ウッジュー)
  • want to(ワナ)
  • have to(ハフタ)

“want to”は「ワナ」、”going to”は「ゴナ」と呼ぶなど、文字面とは全く違う音を声に出します。

一つ一つ覚える必要はないので、聞いていくうちに慣れるようにしてください。

音声変化⑤弱形

冠詞や前置詞、接続詞などは音が弱く読まれるため、言ったのか言ってないのかわからない場合が多々あります。

弱く読まれる代表例

  • 冠詞:a, the
  • 前置詞:at, in, on
  • 接続詞:and, but

音が弱く読まれることを知っておけば、いざリスニングをしたときに、「あっ、確かに弱形ってほとんど聞こえないんだな。」と理解することができます。

知らないままでいると、「あれ?テキストには書いてあるatがきちんと発音されてないなぁ。」となってしまいますので、きちんと理解しておきましょう。

音声変化⑥変形

変形はアルファベットの”t”が2つ続いたときに起こります。

“tt”が”L”の発音に変形するパターンです。例えば、「Little」は「リトル」ではなく、「リロー(レロー)」と発音します。

変形の例

  • Bottom(ボロム)
  • Bottle(ボロル)
  • Matter(マラー)

これらはフラップ/t/と呼ばれ、母音に挟まれた”t”の音が、”L”や”d”の音に変化するというルールとなります。

音声変化を勉強するのにオススメの教材・トレーニング方法

音声変化を覚えるのにオススメの教材やトレーニング方法を紹介します。

スタディサプリENGLISH

スタディサプリイングリッシュ 音声変化

スタディサプリENGLISHは、リクルートが運営する英語学習アプリです。

スタディサプリENGLISHの中の「リスニングPlus」という学習項目では音声変化について詳しい解説を動画で行なっており、音声変化が起こる6つのポイントをそれぞれ学習することができます。

スタディサプリイングリッシュ 音声変化

さらに、スタディサプリENGLISHのメインパートとなるデイリーレッスンを基に苦手な音を自動的に判定してくれるので、自分の苦手な音を1つずつ克服していくことができます。

スタディサプリENGLISH 音声変化

苦手な音を動画で学習し、ディクテーショントレーニングをすることもできます。

スタディサプリENGLISH ディクテーション 音声変化

聴こえる!話せる!ネイティヴ英語 発音の法則

聴こえる!話せる!ネイティヴ英語 発音の法則では、主要な音声変化をわかりやすく説明してくれています。

音声変化を学び自分で発話してみると、驚くほど自分の発音が改善されます。

また、自分で言えるようになるとリスニングの際にも、自然と英語が入ってくるようになりますので何度も練習して音声変化をマスターしましょう。

ディクテーション・リピーティング・シャドーイングを使った勉強

体系的ではありませんが、ディクテーションやリピーティング、シャドーイングのトレーニングをしながら、音声変化に対応していくというのも1つの手です。

音声変化だけを勉強するのは退屈ですので、これらのトレーニングを有効活用し、音声変化だけでなくリスニング力やスピーキング力も一緒に鍛えていきましょう。

スポンサーリンク

音声変化まとめ

ここまで音声変化についてまとめてきましたがいかがでしたでしょうか?

大切なことは音声変化のルールを一通り学んだ後に、音声を聞きながら自分で声に出してみることです。

なぜなら、自分の言えない音=聞こえない音であるからです。

私たちの脳は聞こえた音を言語として認識するかどうかを、過去に自分の口で音にしたことがあるかどうかを記憶しており、その記憶を元に判別しています。

あなたは英語の音声変化を口にした経験がほとんどないと思います。なので、音声変化が起こったとしても英語を聞き取れるように繰り返し声に出してトレーニングするようにしてください。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA