PROGRITの口コミ・評判は?カウンセリングに行ってきた!

PROGRITとは?

progrit 本田圭佑

PROGRIT(旧TOKKUN ENGLISH)は、マッキンゼー出身の岡田社長によって設立されたコーチング系の英会話スクールです。

コーチング系の英会話スクールとは、普通の英会話教室ではなく、短期間で確実に英語力を上げ、ビジネスで活躍するための英語学習コンサルティングです。

サッカー選手である本田圭佑氏も英語を勉強するためにPROGRITの学習プログラムを利用しています。

サッカー選手である傍ら、カンボジア代表の実質的な監督業や経営者として英語の必要性を痛感し、1日最低2時間は英語を勉強していると言います。

PROGRITは、仕事で今すぐにでも英語を使わなければならなくなった人や、英語が昇進昇格の絶対条件となった人など、「短期」で圧倒的な伸びを迫られている学習者に最適なサービスだと言われています。

実際にPROGRITを始めたらどんな勉強をしていくことになるのか、実際にお話を伺ってきました。

PROGRITの無料カウンセリングに行ってきた

PROGRIT

早速PROGRITの無料カウンセリングに行ってきました。エレベーターを降りて電話が置いてあるので、カウンセリングを受けにきた旨を伝えます。

PROGRIT カウンセリング

少しすると担当のコンサルタントが個室に案内してくれます。

PROGRIT 個室

カウンセリングシートへの記入はなく、まず最初にコンサルタントの方から本日のカウンセリングの流れを説明されました。

  1. ヒアリング
  2. 英語力チェックテスト
  3. 学習方法の提案

このコンサルタントの方、最初に結論を話して後から説明をするというやり方で話を進めてくださったので、全体的にとても話がわかりやすかったです。

「英語を本気で勉強しようと思ったらPROGRITでやりたいな!」と思わせるような素晴らしい方でした。

ヒアリング

ヒアリングでは主に以下のようなことを聞かれました。

  • なぜ英語を勉強しようと思ったのか?
  • 現在の職場での英語使用率
  • 英語学習に関する目標
  • 今どれくらい英語を勉強しているのか?

PROGRITに限ったことではありませんが、コーチング系の英会話スクールでは英語学習に関する目標はかなり詳細に聞かれます。

2、3ヶ月後の短期集中型コースが終了した後にあなた自身がどのような姿になっていたいのかを明確化させるためです。

目標こそが英語学習の一番のモチベーションになると言ってもいました。

あごながおじさんの場合、職場で英語を使用することはもちろん、海外出張の機会が多いのですが、なかなか自分が思っていることを論理的に伝えたり、話を深めることが難しいということを伝えました。

「TOEIC915点取得していてもまだまだ話を深めることができるレベルにまで達していない」という話をしたところ、コンサルタントの方が、

「会員の1割程度がTOEIC900点以上を取得しているんですよ。TOEICの点数が高くても低くてもご自身の英語レベルや目標に合った学習プランをご提案させて頂きます。」

現在の英語レベルに関係なく、一人一人に合った英語学習プランを立ててくれのがPROGRITをはじめとしたコーチング系英会話スクールの強みですね。「まさにコンサルタントだな!」という印象。心強いですな。

ヒアリングが一通り終わると、

「それでは、今現在の英語レベルを判定するためにチェックテストを受けて頂きます。」

と言って英語のリスニングテストが始まります。

英語力チェックテスト

チェックテストですが、思ったよりやることが多くて疲れます。

  1. 英語の音声を聞いて、日本語に要約する
  2. 英語の音声を聞いて、ディクテーションをする
  3. 日本語を英語に言い換える
  4. 1分間で与えられた課題をスピーチする

ここで、あなたのできること・できないことをコンサルタントの方が判定してくれます。

チェックテストは比較的難易度が高いので、あまりにもできなすぎてショックを受けてしまう方もいるかもしれません。

しかし、コンサルタントの方も「あくまでも今の英語レベルであって、この2ヶ月で劇的に変わりますのでショックを受けないでください。」と仰っていました。

チェックテストの判定に基づいて、学習方法が提案されます。

PROGRITのサービス内容

ここではPROGRITに入会した後、どのように学習を進めていくのかを説明します。

英語レベルや目標に基づいたカリキュラムの提案

PROGRITでは一人一人の英語レベルや目標に基づいて、オーダーメイドのカリキュラムを作成してくれます。

また、カリキュラムは応用言語学・第二言語習得論をベースに科学的に効果があるとされるトレーニングのみを実施します。

作成されるカリキュラムですが、1日に最低でも3時間勉強しないといけないような内容となっているので正直きついです。

私自身もカウンセリング前の入力フォームで1日2時間までしか勉強できませんと登録していたところ、

「3時間捻出できるようにしましょう!」とコンサルタントの方に言われ、頭を抱えてしまいました。

PROGRITの学習内容

PROGRITの学習内容ですが、応用言語学・第二言語習得論をベースに独自のカリキュラムを設計されています。

応用言語学

例えば、リスニングができるようになりたい場合、「音声知覚」と「意味理解」ができるようになる必要があります。音声知覚とは、聞こえた音声を素早く脳内で英語の文章に変換する力です。一方で、意味理解は音声知覚によって脳内で作られた英文の意味を理解することです。

ほとんどの日本人は音声知覚に困難を抱えている場合が多く、なかなか意味理解をするのが難しいと言います。PROGRITでは、音声知覚をはじめとして日本人が苦手としている部分を改善していくことができます。

音声知覚 意味理解

それでは、実際にPROGRITに入会したらどのような勉強をしていくのかを説明していきます。

シャドーイング

PROGRIT シャドーイング

PROGRITでは、リスニングのトレーニングとしてシャドーイングを取り入れています。

シャドーイングは、聞こえた音声をそっくりそのまま自分の口に出すトレーニング方法で、音声知覚の改善に効果があることは科学的に証明されています。

しかし、シャドーイングを一人でやろうとすると、間違った発音をしていてもなかなか気づかなかったり、全然うまくいかないこともあります。

PROGRITではなんと、毎日シャドーイングの添削を行なっています。

専用のアプリから音声を録音し、コンサルタントに音声を送ると良い点や改善点が返ってきます。

添削サービスにより、より正確にシャドーイングを行うことができます。

本田圭佑さんも物凄い勢いでシャドーイングを行なっています。

口頭英作文

PROGRIT 口頭英作文

スピーキングをスムーズに行うには、頭の中で言いたいことを素早く英語の文章に変える必要があります。

英語の文章を素早く作るのに有効なのが、口頭英作文です。口頭英作文と言うと、森沢洋介氏のどんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)が有名ですよね。

PROGRITではビジネスに特化していて、より実践的な内容の口頭英作文を行うことができます。

多読&ボキャビル

多読 PROGRIT

多読で英語脳を作ることによってリスニング力を向上させることができます。

英語脳とは、英語を英語のまま理解することです。

多読をすると英語を聞くときにいちいち訳さずに意味を理解できるようになります。

その結果、リスニング力が向上するのです。

他にもビジネス英単語を補強したりしながら、知識を増やしていき、リスニング力とスピーキング力を高めていきます。

ボキャビル PROGRIT

私の場合、シャドーイングを1時間・口頭英作文を1時間・オンライン英会話を30分・多読を30分の計3時間を毎日行うようにと指導されました。

特にシャドーイングを1日1時間行うのは正直めちゃくちゃきついので、コンサルタントなしでは絶対にできないなと思いました。

PROGRITの良い点

シャドーイングの添削サービス

PROGRITにあって他社にないものと言うとズバリ、シャドーイングの添削サービスです。

PROGRIT専用のアプリを使って、毎日音声データをコンサルタントに送信します。

しばらくすると、シャドーイングで良かった点や改善点を長文で返ってきます。シャドーイングの添削を受けることで、自分のやり方が正しいかどうかを確認できたり、次にやるべきことが明確になります。

シャドーイングは英語学習でも非常に有効なトレーニングだと知られていますが、一人でやっていると間違ったやり方をしてしまい、効果を得られない可能性もあります。

シャドーイング添削サービスを利用することで学習効果を最大限に高めることができます。

専用アプリやLINEで質問や相談可能

専用のアプリやLINEを使って質問や相談を気軽に行うことができます。

しかも、2〜3ヶ月のサービスが終了した後にもどうしても質問したいことがあれば受講開始から1年以内であれば相談可能だそうです。

2〜3ヶ月英語を勉強してさようならではなく、その後もしっかりサポートしてくれる点は評価できます。

他社だと短期間だけ勉強してさようならというところが多いですが、PROGRITだとプラン終了後でも悩んだ時に相談できる相手がいるので心強いですね。

教材は全て用意してくれる

シャドーイング教材や口頭英作文の教材は全てPROGRITオリジナルの教材を用意しています。

ビジネスに特化した教材になっており、市販の教材とは違った実践で使える内容となっています。

PROGRITの注意すべき点

スケジュールは自分で立てる

1日3時間英語を勉強するスケジュールを自分で立てて、コンサルタントに報告しなければなりません。

少し手間になりますが、人が立てた計画を実践するより自分で計画を立てて実践したほうができるとのことでした。

ちなみに他社だと、それぞれのライフスタイルに合わせてスケジュールを立ててくれるのであとはそれにしたがってやるだけのところが多いです。

オンライン英会話は別料金

現時点である程度英語力がある人は、オンライン英会話をやるように言われます。

しかし、このオンライン英会話はDMM英会話やレアジョブ英会話といった他社のオンライン英会話サービスを利用してやるようにしてくださいとのことでした。

まとめ:「確実に2ヶ月で話せるようにならないとマズい!」状況であれば検討の価値アリ

お勤めの会社の都合で、海外出張や昇進などのイベントで「短期間で確実に英語が話せるようにならないとマズいシチュエーション」というのがあるでしょう。そんな切羽詰まった状況であれば、PROGRITに通うという判断はオススメできます。「言い訳なしで毎日英語を勉強する状態」に追い込んでくれるからです。まさしく、「英語の先生」ではなく「コンサルタント」といったところです。

一方で、「いますぐに英語が話せなきゃ困るわけじゃないけど、将来のことを考えて英語を話せるようになっていきたい」というのであれば、他社のオンライン英会話などを検討したほうが長い目で見てベターだと思われます。

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