英語学習でも「80:20の法則」はある!まずは英文法をマスターせよ!

この世のあらゆる分野にあるとされる「80:20の法則」。あなたも聞いたことがあるでしょう。

  • アリの巣のうち、80%のアリがよく働き、20%はサボっている。
  • 80%の「よく働くアリ」のうち、上位20%の「優秀な働きアリ」が巣全体の80%のエサを稼いでいる。
  • 面白いことに、80%の「よく働くアリ」だけを選抜した巣を設けたとしても、そのうち20%が「サボりアリ」に変身してしまう。
  • 人間の社会もアリと同じで、ある組織(会社)のうち80%がよく働き、20%が「生産性の低い構成員」になる。また、上位20%の優秀層が総利益の80%を稼ぐ。
  • さらに商売の世界でも、顧客のうち、上位20%の「お得意様」が全利益の80%をもたらす。一方、下位20%はクレーマーや利益に貢献しない「不良顧客」といわれる。

 

上に挙げた例以外にも、「80:20の法則(別名パレートの法則)はいろんな分野に存在しているといわれています。

いかがでしょう?たとえばあなたの身の回りでも、すべての友人のうち、本当によく関わるのは上位2割ぐらいの友達で、反対に下位2割は関わるとロクな事がない「腐れ縁」だったりしませんか?Facebookでいいねをくれる人の数も2〜3割ぐらいじゃないですか?

 

さて、この不思議な「80:20の法則」ですが、もちろん英語の勉強にも当てはまります。

 

実は英語に限らず、あらゆる教科の試験問題は、その試験の出題範囲の主要2割の基礎知識を徹底的に押さえれば、おおよそ8割方の問題に正答することができるとされています。

特に、国家試験などように公的な試験では、「基礎的な知識を重点的に問う」傾向で試験問題が作られているので、「2割の基礎知識で8割の問題に正答できる」ようになっています。

(例外として、高校や大学の試験のように、先生や教授が作成しているテストについては、賛成の個人的な“クセ”もあるので、80:20の比率からすこし外れてたりするケースもありますが。)

 

では、英語の勉強の場合、「主要な2割」というのはいったいどこの部分にあたるでしょう?

・・・答えは、文法です。TOEICのような試験問題においても。英会話においてもです。

 

どうです?すこし意外でしたか??

「ええ、文法なんて大して重要じゃないだろう!?ましてペーパーテストじゃない実際の会話じゃ文法なんてなんの役にも立たんだろ!」

もしかしたらそう思ったかもしれません。世の中的には「文法不要論」が根強いですからね。

ですが、文法が不要というのはとんでもない屁理屈で、実際、日本語が話せる私たち日本人でも、「主語+述語」などの基本的な順番がぐちゃぐちゃになっている人はいないはずです。同じ日本人の間でも、語彙の多さには個人差がありますが、基本的な文法から外れた喋り方をしてる人はいないはずなのです。どんなに口下手な人でも、語彙の少ないマイルドヤンキーみたいな人でも、基本的な日本語と違う文法で話してる人はいないでしょう。

そうです、「日本語が話せる」ということはイコール、「日本語の文法で話せる」ということなのです。

同じく「英語が話せる」=「英語の文法が話せる」ということです。

「英語が読める」=「英語の文法で読める」ということなのです。

意外なことに、「語彙の多さ」はマストではありません。広辞苑に載っている日本語の2割を知っていれば、最低限の会話はできるはずです。実際、日本が話せるあなたでも、辞書を開けば知らない言葉が山ほどあるでしょう?

そうです、「基本的な文法」を押さえれば、文中に知らない単語があったとしても、文意から推測できるのです。逆に、文法の知識がさっぱりだと、比較的簡単な英単語で構成された文章でも全く文意がわからなかったりします。

(たとえば、好きな英語の曲の歌詞なんかをネットで調べてみてください。「メロディは知ってるけど意味はまったく分からない」という歌詞も、調べてみれば案外簡単な単語が集まったフレーズだったりしますよ。)

 

要するに、英文法の基礎を習得した上で、英単語帳の中の再頻出な2割の単語を押さえれば、大体の英語は読めるし、聴けるようになります。

 

まあただ「推測」という作業には多少時間がかかるので、単語のボキャブラリーが増えれば増えるほど、推測の手間が省けてスムーズに読んだり一度で聞き取ったりできるのですが、逆にいえば時間さえ掛ければ「何度読み返したり聞き返しても全く分からない」ということはないのです。

ですから、英語の勉強法に悩むあなたも、今日から勉強時間の8割は文法学習に費やし、残り2割のスキマ時間を単語学習やリスニング練習に当てるようにしましょう。

世の中の“英語苦学生”たちは、この比率が逆だから、つまり英単語とリスニングを必死でやって文法はちょこっとしかやらないからダメなのです。

 

文法の勉強法については今までの記事でも詳しく解説していますので、チェックしてみてください。あなたも今日から文法をマスターしてライバルに差をつけ、そして英語学習の苦しみからの脱出を目指しましょう。

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