オンライン英会話が安い5つの理由を徹底的にまとめてみた

オンライン英会話って安すぎないか?何かからくりがあるに違いない!

オンライン英会話のメリットの記事では、オンライン英会話が通学型の英会話スクールに比べて圧倒的に安いことを紹介しました。

ここでは、なぜオンライン英会話が安い料金でサービスを提供できているのかをまとめていきたいと思います。

オンライン英会話が安い5つの理由を解説!

オンライン英会話が圧倒的に安い理由は5つ挙げることができます。

オンライン英会話が安い理由
  1. フィリピン人など人件費の安い人材を講師として採用している
  2. 講師の就労ビザが不要
  3. スクール設備費がほとんどかからない
  4. オンライン英会話同士の価格競争
  5. 生徒のレッスン消化率が低い

それでは、詳しくみていきましょう。

フィリピン人など人件費の安い人材を講師として採用している

オンライン英会話では、一部のスクール・プランを除き、フィリピン人などのノンネイティブ講師を採用しています。その理由は、圧倒的に人件費が安いからです。

しかし、ノンネイティブと言っても英語を流暢に話すことができますし、英語の指導もとても上手です。それにも関わらずなぜ人件費が安いのかを、フィリピン人講師を例にとって説明したいと思います。

安い理由は、日本との物価の差にある

講師がフィリピンをはじめとする物価の安い国に住んでいるということが、人件費を抑えることができる最大の理由です。

どういうことかと言うと、フィリピンの人件費は日本の約10分の1程度しかかからないってことなんです。

人件費が10倍も違うなんてちょっと考えられないぞ!

参考までにフィリピンの人件費がどれだけ安いのかを示すデータを紹介しておきます。

フィリピンの職業別平均月収

  • 教師 23,000円
  • フライトアテンダント 20,000円
  • バス運転手 8,000円
  • ホテルの受付 8,000円
  • 鉱山労働者 6,300円
  • 車メカニック 9,800円
  • 専門の看護師 9,800円

フィリピンの職業別の平均月収を見るだけでも、なぜオンライン英会話の講師の給料が安いのかおわかり頂けるかと思います。人件費が下がることで必然と我々受講生が支払う受講料も安くなるのです。

講師の就労ビザが不要

日本の通学型の英会話スクールの場合、講師は日本で働くためのビザが必要となります。また、外国から日本の各英会話スクールに講師を派遣する仲介業者が存在します。

英会話スクールでは、ビザ発行の手続きや仲介業者が入ってしまっていること、講師の派遣先での住居の確保等が必要となるため、レッスン料が高くなってしまうのは仕方がありません。

それに対して、オンライン英会話では、海外現地にてスカイプ等のオンラインサービスで繋ぐだけなので、就労ビザを取得する必要もなければ、住居の確保、仲介業者を利用する必要もありません。余計な費用がかからないため、オンライン英会話は安価に利用できるのです。

だからオンライン英会話の「ネイティブプラン」だとしても、通学型の英会話スクールよりは遥かに安いんだ!

スクール設備費がほとんどかからない

英会話スクールでは、教室が必要なため、それに伴う賃料が発生します。一方で、オンライン英会話では、講師がそれぞれの自宅でレッスンを行うのが主であるため、余計な設備費がかかりません。

また、オンライン英会話受講者のためのカスタマーサポートが必要となりますが、物価の安いフィリピンなどにカスタマーサポートセンターの拠点を置くことが多いようです。

人件費だけではなく、設備費まで削減してるんだね!

オンライン英会話同士の価格競争

オンライン英会話の認知度向上やiphoneやタブレット端末といった電子機器の普及、インターネット環境の充実といった複数の要因を背景にオンライン英会話に参入する会社が増えてきました。

日本には英語を学習している人が大勢いますが、従来の英会話スクールでは、料金面に問題があって通学できていなかった人がほとんどでした。

オンライン英会話の普及により、新規受講生を取り込もうと各社がここぞとばかりに価格競争を繰り広げています。現在、オンライン英会話1レッスン当たりの料金が200円前後とコーヒー1杯分の料金となっています。

オンライン英会話の1レッスン(25分)当たりの料金
1日200円で毎日英語が話せるなんて。もはや語学留学とかする意味あるのか・・・。

生徒のレッスン消化率が低い

オンライン英会話のレッスン消化率があまり高くないことが、オンライン英会話を運営している会社を助けているのが現状です。

なんでレッスンの消化率が低いとオンライン英会話を運営する会社が助かるの!?

ほとんどのオンライン英会話では、毎日受講できて1ヶ月5000円〜8000円の定額制となっています。それに対してオンライン英会話の講師は、レッスンをした分だけ給料が発生するような雇用形態となっています。そうすると極端な話、誰もレッスンを受けない場合、講師への支払いは必要なく全ての受講料が運営会社に入る仕組みになっているということです。

皮肉にもレッスン消化率の低さが、各オンライン英会話の価格競争を可能にしている一役を買っているのが現状です。

まとめ

オンライン英会話が安い理由
  1. フィリピン人など人件費の安い人材を講師として採用している
  2. 講師の就労ビザが不要
  3. スクール設備費がほとんどかからない
  4. オンライン英会話同士の価格競争
  5. 生徒のレッスン消化率が低い

ここまで、オンライン英会話が安い理由についてまとめてきました。

安い理由は、質が悪いって訳ではなくてきちんとした理由があったんだね!

オンライン英会話は安いから質が悪いに決まってるというのは単なる誤解であり、安くサービスを提供できるしっかりとした理由があります。もちろん、英会話スクールの対面式レッスンは魅力的ですが、料金面を考えるとオンライン英会話を始めてみるのもいいのではないでしょうか。

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