英語を習得するために絶対必要な唯一の「鉄則」について

最近、とても怖いと感じることがたくさんあります。

もっとも怖いことの一つは、時間の流れです。

このまえ正月だったかと思ったら、もう6月も終わりに近づいていると、「ああ、今年ももうすぐ半分折り返しだな」ということに気づいて、恐怖というか、焦りを感じてしまいますね。特に、ダラダラ過ごしてたり、取り組んでることがうまくいかない時期なんかは、特に強く焦りを感じてしまいます。

わたしが英語を本格的に勉強するようになって、まもなく10年になろうかというところです。

常に、TOEICの受験日までをカウントダウンしたり、アメリカ留学まであと少し、ということを意識したり、プレッシャーを感じることの連続のような日々でした。

こういう経験から、わたしはある一つのことの重要性を確信するようになりました。

英語をマスターすることに限らず、何かを成し遂げるための「鉄則」です。

 

それは、時間の無駄を可能な限りなくすことです。

そして、一番の時間の時間の無駄は、実は「他者との関わり」から生まれます。

 

おそらく、「時間を大事にしよう」ということはあちこちで言われていますが、「他者との関わりが一番時間の無駄」という人はあまりいないでしょう。

実際、本屋の自己啓発コーナー的なところにある“成功本”みたいなのを見ると、「人との繋がりを大事にしよう」とか、「どんなにダメな自分でも、人脈で成功できる」的なことが書いてあります。

本に限らず、私たちが育っていくなかでは基本、「人を大事にしよう」みたいなことが言われています。

 

もちろん、あなたにとって本当に大切な人と過ごす時間だったり、一緒にいてとても楽しい人との会話に時間を費やすのなら、時間をつかってもいいと思います。

あるいは、苦しい立場にいる人を助けるためとか、そういうことに時間を使うのもぜんぜん構わないと思います。(実際、このブログを運営しているのも、「英語上達の方法に悩んでいる人」を支援するためです)

 

ただし裏を返せば、上にあげた人以外、具体的に言えば、話していて特に楽しくない人とか、あなたの都合なんてお構いなしにキリがなく話しかけてくる人との繋がりは、百害あって一利なしだし、切れば切るほどあなたの目標達成が近づくはずです。

 

こういう人との関係に「義務感」を感じて延々付き合ってしまうことってありますよね?

わたしも昔はそんなのばっかりでした。

大して楽しくもない飲み会に、なんとなく出てしまったり。

仲良くない(どころかイヤな奴だな)と思ってた会社の同期の結婚式に出たり。

知り合いのおばさんで、どんなにこっちが忙しそうにしていても無理やり話しかけてきて、愚痴やら自分の話やらを一方的に延々話しかけてくる人に、「いま忙しいんで話しかけないでください」とも言えずにダラダラ時間を過ごしてしまった時とか。

上に並べたような、自分にとって「どうでもいい」繋がりをシャットアウトしてたら、英語をマスターできるまでの期間はおそらく半分以下で済んだんじゃないか、そして、のこりん時間でもっといろんなことにチャレンジできたんじゃないかと思います。

 

英語の勉強というのは、仮に、正しいやり方で、計画的・効率的に学習計画をこなしていたとしても、ある程度のまとまった時間が掛かるものです。

だから、英語をマスターしようとしている人は特に、時間に対して神経質に、シビアにならなければいけません。

 

本当に、自分にとって波調の合う人、話してて楽しくなる人だけを相手にするべきだと思います。話してて何か「違うな」と思う人との関係は、あとあと後悔しかもたらさないことの方が多いです。

これはスピリチュアル的な意味じゃなく、自分が話してて楽しくない人とか、イヤな感じがするということは、あなたの脳が無意識に「この関係は自分のためにならないぞ」という「違和感」、あるいは「危機意識」を感じてる証拠です。

その人は、「あなたと相性が合わない」か、あるいはあなた以外の他の人にとっても「関わってろくなことがない人」かのどちらかです。人間の脳には、そういうのを感覚的に察知する機能があります。ほら、ネットを見ていて、なんか「うさんくさいなこのページ」と思うもの、ありますよね?

あるいは、ネットじゃなくて実際に街を歩いてても、明らかに「関わってろくな感じがしないぞ」って感じの人、いますよね?

そういう人は大抵、関わるとろくでもないことに巻き込まれるか、そこまでの自体にはならなくても、時間を消耗させられることになります。

 

人間の脳は生存のために必要な「警戒心」という機能をちゃんと備えているのです。

ですがどうも、世の中で言われているような「人を大事にしよう」というメッセージが、せっかくの「警戒心」を曇らせて、ろくでもない人を回避するチャンスを奪っているような気がしてなりません。

 

これは別に、自分にとってためにならない人はいじめても構わないとか、そういう話をしているのではありません。

が、「いじめ」てしまってはダメですが、「私に話しかけないでください!」「話しかけるな!」と言うのは、全然良いと思います。

あるいは、もしも、あなたが「話しかけるな!」と口に出して怒鳴れるタイプでないなら、無視してその場を立ち去るとかでも良いと思います。それに対して相手が逆上してきたりしつこく絡んでくるようであれば、110番でもするべきです(本当にあなたが困った状況なら、警察は110番に対応する義務があるので遠慮する必要はありません。ちなみに私自身、実行経験済みです。)

そんなのを「失礼かもしれない」とか思ってる場合じゃない。

あなたにとって何よりも大切な宝物、「時間」と「未来」という財産を守るためなんだから。

一刻も早く英語をマスターすれば、次のステップに進めるし、明るい未来が待ってるんだから、そこにたどり着くために最善をつくさないとダメです。

 

あなたの時間を浪費しようとしてくる相手に対しては、本当に激怒して良いと思いますよ。飲み会も結婚式も行かないでいいです。

(それでこじれるような人間関係だったとしたら、はじめからロクな関係じゃなかったということです)

 

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