英語の勉強法!独学でも英語を話せるようになる学習方法

英語を話せるようになりたいけれども、どう勉強すればいいのわからない人は多いと思います。

英語の勉強方法に悩んでしまい、一向に英語学習を進めることができなかったり、今やっている勉強が果たして正しいのか疑問に思うこともありますよね。私自身も英語を勉強していく上でどの勉強法が自分にとって一番いいのか悩む時期がありました。

英語は正しい勉強法を実践することで確実に上達させることができます。私自身、本格的に英語の勉強を始めて1年でTOEIC900点を突破し、英語を使って海外で仕事ができるまでになりました。

英語学習で行き詰まっている人は、本文を読みつつ、実際に紹介している勉強法を実践してみてください。もう既に知っている勉強法もあるかと思いますが、英語の勉強は正しくやることが大切です。あなたが今までやってきた勉強が正しいかどうかを確認する意味でもご一読ください。

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英語の勉強法全体像

英語 勉強法 マップ

英語を勉強する際は、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を総動員したインプットとアウトプットの勉強を循環させていくことが英語学習をしていく上で大切です。

私は図で示した勉強法を循環させながら繰り返し学習を行っていましたが、具体的にどの勉強法が何に役に立ったのかを紹介したいと思います。

英語を聞くための勉強法

英語 音声処理 意味処理

英語を聞いて理解することができない理由は、大きく分けて2つあります。

1つは音が原因で聞き取れないということです。英語には、日本語にない音が存在し、私たちの知らない音が英語の聞き取りを難しくしています。

そしてもう1つは単語や文法、背景知識等によって理解できない場合です。

つまり、リスニング力をアップさせるためには両方からのアプローチが必要になります。

英語を話すための勉強法

英語 話すための勉強法

英語を話せるようになるためには、単語や英文法を理解するだけでは不十分です。

使える英語を身につけるためには、無意識的に英語が口から出てくるようにしなければなりません。この図では、身につけた知識を徐々に自動化していくために役立ったトレーニング方法を示しています。

単語や文法を勉強したのに英語を話せないという人は、「理解」の部分で止まってしまっている可能性が高いということがわかりますね。

つまり、「文法を理解すること」と「使える英語を身につけること」は全く別物なのです。

英語 アウトプット仮説

上の図は、言語学者であるSwain(1995)の「アウトプット仮説」をまとめたものです。アウトプット(英会話・英作文)をすることで大きく3つの効果を得ることができることを示しています。

Swainは、インプットの重要性は認識しつつも、「理解可能なインプット」は習得にとって必要だが十分ではないと主張し、アウトプットの重要性を説明しています。

しかし、英語を話そうとしてもうまくいかず、どうしても間違いを恐れたり、恥ずかしがったりしてしまうものです。知っておいてもらいたいのは英語をうまく話せる人のほとんどが、何度もフレーズの言い間違いをしたり、恥ずかしい経験をしているということです。むしろ、英語が母国語ではない私たちは開き直って、「間違えて当然だ」という気持ちで英語と向き合っている人のほうが確実に成長します。どんどん発信していくという心構えも英語学習をしていく上では大切になってきます。

英語を話せるようになるためには、「インプットとアウトプットのバランス」と「間違いを恐れずに発信すること」が大切であることを踏まえた上で私が実践してきた英語の勉強法を紹介していきます。

英語の勉強法①|英語の基礎を習得する

英語の勉強法 発音 ボキャビル 文法

発音や単語、英文法は中学生レベルの基本的なものを習得したら次のステップに進みましょう。

中学生レベルの単語や英文法さえ習得できれば、リピーティングやシャドーイング、瞬間英作文などをやることで英語を聞いたり、話したりできるようになるからです。

単語や英文法の勉強はインプット中心の退屈な勉強です。おそらく英語学習を始めた8〜9割の人が基礎の完全習得を目指し、勉強している最中に挫折します。私もあまり勉強が好きなほうではないので、単語や英文法の詰め込みが辛くて途中で何度も挫折しかけました。

簡単な単語や英文法を理解した後は、アウトプットをしたり、参考書以外のところからインプットし始めましょう。

発音の勉強

発音

発音は英語を聞き取るのに非常に重要な役割を果たします。

なぜなら、自分で言えない音=聞き取ることができないからです。

なぜかと言うと、私たちの脳は耳から入った音を言語として認識するかどうかを、過去に自分の口や舌、喉などで音にしたことがあるかどうかを記憶しており、その記憶を元に判別しているからです。これはモーター・セオリーという理論によって支持されます。

英語には日本語にはない音が40個以上あります。日本語にはない音こそが、私たち日本人が英語を聞き取ることができない大きな原因となっているのです。

発音の勉強をしっかりして聞き取れない音を聞き取れるようにしましょう。

語彙力をつける

語彙 単語

英単語の勉強は、中学生レベルの単語を記憶に残るように、そして使えるように覚えます。

1つの英単語に1つの日本語訳で覚えたとしても、なかなか英語を使えるようにはなりません。

受験のときのような一問一答式で単語を覚えるのではなく、例文の中で覚えたり、絵をみて覚えたり、語源で覚えたり、身の回りにあるものを英語では何と言うのかを調べたりしながら使える語彙を増やしていきます。

中学生レベルの簡単な英単語でいいのでやってみてください。大学受験やTOEICの英単語は覚えなければならない単語が多すぎるため、単語帳がシンプルな作りになってしまいますが、英会話用の単語帳は英語を使えるようにするための工夫がたくさんなされているので書店に立ち寄った際に見てみるといいでしょう。

英文法を勉強する

英文法

話すための英語としては、まず中学生レベルの英文法だけを習得すればOKです。しかし、ここで大切なことは英文法を理解するだけではダメだということです。

使える英語にするためには、

  1. 英語を理解する
  2. 英語を記憶する
  3. 英語を自動化する

という流れで最終的には自動的に英語が口から出てくるようにする必要があります。つまり、「文法を理解すること」と「使える英語を身につけること」は全く別物なのです。

なので、簡単な英文法を理解した後には、瞬間英作文やリピーティング、シャドーイングを通して学んだ英文法を自動化して、使える英語に換えていくことが大切です。

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英語の勉強法②|リスニング力とスピーキング力を向上させる練習をする

ディクテーション シャドーイング リピーティング

英語の勉強をする際、ただ英語の音声を聞いているだけの人はいませんか?残念ながら、ただ英語を聞いているだけではなかなか英語力は向上しないと言っていいでしょう。

英語学習初心者は、一語一語しっかりと音を聞き取る精聴が大切となります。その手段として、ディクテーション・リピーティング・シャドーイングの3つの勉強法を紹介しています。

これら3つの勉強をまとめてできるのが、スマホでできる英語学習アプリ「スタディサプリEnglish」です。

ディクテーション・リピーティング・シャドーイングを使って徹底的にトレーニングをすることをオススメします。

ディクテーション

ディクテーション

ディクテーションをやることでリスニング力をアップさせることができます。

なぜなら、自分が聞き取れない「弱点」を発見することができるからです。

英語が聞き取れない原因には、発音や音声変化であったり、単語や表現を知らないことであったり、または文法的な理解が曖昧で聞き取れないこともあります。

しかし、ディクテーションだけで終わりにしてはいけません。大切なことは発見した自分の弱点を克服することです。自分で言えない音を言えるようにし、単語や文法がわからなかった場合は、理解するだけでなく使える英語にすることが大切です。ディクテーションで聞いた音声を使ってリピーティングやシャドーイングを繰り返し行うようにしましょう。

リピーティング

リピーティング

リピーティングは1つのセンテンスを聞いてから、音声を止めて、その音声をそっくりそのまま口に出すトレーニングです。

リピーティングは発音矯正にも役立ちますが、シャドーイングとの違いをあげると、聞こえた英文を一時的に記憶保持しなければならないため短期記憶力の向上が期待できます。

会話をするときや音声を聞くときに話の内容を一時的に記憶しなければなりません。すぐに忘れてしまったら会話になりませんし、英語の長文のリスニングでも歯が立ちませんよね。

短期記憶力は英語でコミュニケーションをとっていく上で大切なのです。加えて、リピーティングは同じフレーズを繰り返し練習することでそのフレーズが自動化され、口からスムーズに出てくるようになります。

シャドーイング

シャドーイング

シャドーイングは、音声に続いて影のように追いかけて声を出すトレーニング方法です。特に最初は意味よりも音に注意を向けて練習するようにしてください。

発音を意識したトレーニングをしたい場合は、リピーティングよりもシャドーイングのほうがオススメです。

音声が流れてから間髪入れずに声に出すので、リピーティングよりもより正確な音を再現することができます。リピーティングですと記憶保持をしてる間に音が微妙に変わってしまい、正確な音が再現できないことがあるのです。

シャドーイングも繰り返し練習していくうちに、フレーズを覚えてしまうので最終的には意味も考えながらシャドーイングができるようになり、使える英語の習得に繋がります。

英語の勉強法③|スピーキングとライティングでアウトプットしていく

英語 アウトプット

自分の声を録音したり、英語で日記を書くのはとてもいい勉強方法ですが、私の場合、すぐに挫折しました。原因は以下の2つだったと思います。

  • 会話相手がいないので、適当に喋るようになる・書くようになる
  • 自分の発している表現が正しいのか確かめる方法がなかった

今はオンライン英会話や英語でチャットができるサービスを提供している会社が増えており、国内にいても英語を習得できる環境が整っています。オンライン英会話は、料金が安くて毎日英語を話すことができるのが最大の特徴です。しかし、英語を話すのにまだ抵抗がある人は、英会話チャットから始めるのもいいでしょう。

どんどん英語を発信して間違いを指摘してもらうのが、英語力を高める一番の近道です。

瞬間英作文

瞬間英作文

理解した文法を自動化するのに役立つトレーニングで、パターンプラクティスと言われるものです。

1つの英文法を使ってさまざまな言い換えをしていきます。

瞬間英作文をやっていくうちに「使える英文法」が格段に増え、英語を少しずつ口から出せるようになってくるでしょう。

以上の理由で瞬間英作文はやっておくといいですが、リピーティングやシャドーイングでも使える英語を身につけることは可能なので必須と言うわけではないと思います。

オンライン英会話

オンライン英会話

英語を話す機会を持つことが重要です。

先ほどの言語学者のSwainの話のとおり、英語を発信することで「自分で言いたいこと」と「実際に言えること」のギャップに気づき、より効率的なインプットができるようになります。

何かを言いたいことがあるときに、教えてもらったり、自分で調べることで1つずつ表現を増やしていけばいいのです。

いきなり海外に行って面と向かって人と英会話をするのは怖いと思うので、とりあえずオンライン英会話で英語のプロと会話をしてみるのがいいと思います。

英語でチャット

英語 チャット

英語チャットは、英語を話すのに抵抗がある人にオススメです。

ライティングは瞬発力を必要としないので、自分の言いたいことを英語で整理する時間を設けることができます。

また、添削を受けることによって自分の間違いに気づくことができ、インプットを効率的に摂取することができます。

英語を話す前段階として、良い学習方法です。

英語の勉強法④|自分の好きなものでリーディング・リスニングをする

英語の勉強法 多読・英語シャワー
なるべく楽しく英語の勉強をしたい。

そこでオススメなのが、本や映画を使って多読・多聴することです。多読では、英語で書かれた日本の漫画なんかもオススメです。大事なことは自分の好きなもので「これだったら何時間でも続けることができる。」かつ理解できるやさしい教材を使うことです。

自分の好きなことをしていると英語に触れる時間がどんどん増えていき、日本で生活しているにも関わらず、留学しているかのような状況を作リ出すことができるようになってきます。

もちろん、スマホの言語設定も英語にしておこうね。

多読

多読

多読で英語脳を作ります。英語脳とは、英語を英語の語順のまま理解することです。

その結果、リスニング力も向上させることができます。

なぜなら、英語を聞くときにいちいち訳さずに、前から意味が理解できるようになるからです。英語を聞くときにいちいち訳してる暇なんてありませんよね。訳してるうちに次のセンテンスに移ってしまいますので、ますます混乱してしまうなんて経験もあると思います。

英語初心者でも読める本もたくさんあるので、どんどんインプットしていきましょう。

多聴

多聴

多聴は多読より難しいです。理解できる簡単な音声から始めるべきです。

英語の意味がわからないまま、英語をシャワーを聞き続けてもほとんど効果はありません。少なくとも7〜8割くらい理解できる音声教材を選ぶようにしてください。

7〜8割理解できるようになると、意味がわかる部分だけを繋げて推測することができるようになります。ネイティブの英語を100%理解するのは、上級者でも非常に難しいですが、そのときに役に立つのがこの推測力です。

また、ディクテーションやリピーティング、シャドーイングをした教材を使って、英語をシャワーのように浴びると理解が容易になります。このような自分が繰り返し学習した教材を使って多聴をするのもオススメです。

英語の勉強法⑤|英語を話す機会を自分から作り出す

英語 勉強法

学んだことを生かす場を定期的に作り、英語学習のモチベーションを上げましょう。

海外旅行でもいいですし、Meetupを使えば日本に住んでいる外国人とも交流できるかもしれません。また、留学や海外で働くといった選択肢もあります。

私の経験則で言うと、英語を勉強するモチベーションはほぼ英会話からしかきません。英語のテストができなくてもあまり英語学習を頑張ろうとは思いませんが、英会話がうまくいかなかった時は悔しくて、死ぬほど勉強してやろうという気持ちになります。

日本にいても外国人と交流を深めている人が多数いることを踏まえると、「やる人はやる」ということなんだと思います。ものすごい田舎に住んでいて周りを見渡しても外国人がいないという人は仕方がないので、オンライン英会話を利用しましょう。

英語の勉強法まとめ

世の中には「聞き流すだけで英語が話せるようになる」や「英文法は必要ない」といった謳い文句の教材が溢れています。しかし、私自身英語を学習してきて聞き流すだけでは英語ができるようにはなりませんでしたし、英文法も英語を話す上で非常に役に立っています。

英語を勉強する上で正しい勉強方法を実践しなければ、なかなか英語力は向上させることは難しいです。本文では、英語の王道とも言える勉強法の中で私が実践してきた勉強法を紹介しました。実際、英語の勉強方法が紹介されている本にもこれらの勉強法が紹介されています。

最後に英語を勉強する際に大切なことをまとめておきます。

  • 自分に合ったトレーニング方法や教材を選定・実践する
  • どのトレーニングでも体に染み込ませるまで徹底的にやる
  • 英語を発信する機会をつくり、間違いを指摘してもらう
  • スマホの言語設定等を英語にしたり、生活のあらゆる場面を英語する
  • インプットとアウトプットを循環させる
  • 英語学習をめちゃくちゃ楽しむ

私はもともと435点しか取れなかったTOEICで900点を取得し、コミュニケーションもある程度取れるようになってからアメリカに留学し、現地の学生たちと授業を受けていました。その後、社会人になってから英語ができるからというだけで何度も海外に長期出張に行かせてもらったり、海外のお客さんの担当もさせてもらえるようになりました。また、留学や出張時のプライベートでも精力的に活動し、外国の友達が何百人もできました。

ただ、ネイティブスピーカー並に英語が話せるようになったかというと決してそういう訳ではなく、未だに英会話がうまくできなかった時は英文法の参考書を読み返したり、必要によってはリピーティングやシャドーイングのトレーニング行なっています。このように英語学習というのは終わりがあるものではなく、常に勉強していかなければならないものなのです。

それでもやはり勉強のモチベーションは、英会話からきます。

なので、単語や文法学習に固執して勉強が退屈になり、英語学習から離れようとするのはやめてください。自分とは文化も考えも違う人たちに、自分の想いや考えを伝えることができる英語を楽しみながらやりましょう。そのためには、この記事で紹介した英語の勉強法からいいと思ったものを取り入れたり、英語の勉強方法を工夫し、インプットとアウトプットを繰り返し行なったりして、自分にとって一番長続きしそうな勉強方法を確立させるようにしてください。

参考文献:

  • Swain, M. and Lapkin, S.(1995). A step towards second learning. Oxford University Press.
  • 門田修平(2014). 英語上達12のポイント 科学的理論に基づく外国語習得成功の秘訣. コスモピア
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