英語の勉強始めようと思ったけれども、何から始めればいいのかわからないとお困りの人は多いと思います。
単語帳や文法集を買ったとしても、どのように学習を進めていけばいいのかわからないものですよね。また、きちんとした学習方法を実践しなければいくら勉強してもなかなか英語は上達しません。
そこでここでは、英語の勉強を始める前に読むべき、「英語の勉強方法」について詳しく解説されている本を紹介します。
Contents
英語の勉強方法がわかる本
英語の勉強方法に関する本はたくさんありますが、ここでは具体的な勉強方法が掲載されており、わかりやすい本を中心にランキング形式で紹介していきたいと思います。
第1位 できる人の英語勉強法
人気予備校講師である安河内哲也氏が書いた一冊です。著者自身が実践してきた勉強方法が多数紹介されており、これから英語学習を始める人にオススメの一冊です。
リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能の勉強方法をそれぞれ誰でも実践できるようにわかりやすく説明しています。
- 効率の良い音読方法
- 4技能それぞれの勉強方法
- 単語の覚え方
- さまざまな英語教材の活用法
さまざまな勉強方法をただ説明しているだけではなく、それぞれの勉強がなぜ効果的なのかがきちんと説明されており、納得して勉強を始めることができます。
第2位 世界一わかりやすい 英語の勉強法
人気予備校講師の関正生氏の一冊です。やはり、生徒に対して授業をやってきているので、勉強方法も具体的で非常にわかりやすいです。
実は英語を勉強している人の多くが、「間違った勉強方法」で英語を勉強しているということを説明してくれています。そして、効率良く英語を身につけるための学習の順序を紹介しています。
- 効率良く英語を身につけるための学習の順番
- 単語や熟語の覚え方
- 英検・TOEICなどの対策方法
- 人気予備校講師がオススメする参考書
「聞き流すだけ!」や「英文法はいらない!」といった謳い文句の英語教材が溢れていますが、そういった勉強方法を否定し、確実に力がつく勉強方法が書かれています。
第3位 使える英語を身につけるための4つの法則
使える英語を身につけるための4つの法則が学術的知見に基づいて説明されています。4つの法則とは、以下の通りです。
- モチベーション
- 大量の理解可能なインプット
- アウトプット・インターアクション
- 言語そのものの学習
- 英語を楽しむための方法
- 多読の仕方
- 一人でスピーキングの練習をする方法
- 単語の記憶法
英文法を暗記するのが大事なのではなく、無意識的に使えるようになれば英語が話せるようになります。その無意識的に使えるようになるための勉強法が書かれた一冊です。
第4位 はじめての人でも折れない心で身につく英語学習法
英語学習で大切なことは、気合でも根性でもなく、「折れない心」だと言います。私自身もそうですが、何かし始めてもなかなか続けることができないという人は多いと思います。
本書は、勉強を続けるのが苦手な人が、英語学習を始める前に読んでいただきたい一冊です。
- 折れない心を作るための学習計画
- リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングそれぞれの勉強方法
- 多読と精読の使い分け方
- 多読やリスニング、ライティングにオススメのツール
とにかく継続は力なりなので、これから英語を頑張ろうと思っている人や、一度挫折してしまった人は一度手にとってみてください。
第5位 純ジャパニーズの迷わない英語勉強法
帰国子女でもない、留学経験もなしの著者は、現在新聞社であるニューヨーク・タイムズの記者をやっています。
アウトプットをすることが重要と言っているように、他の本とは違い、一番最初にスピーキングの勉強方法を説明しています。
- スピーキングの練習方法
- 4技能満遍なく習得すための勉強方法
- 大人のほうがリスニング力に優れる理由
- リーディング力を高める4つの方法
- ライティング力を磨くためにやるべきこと
アウトプットの重要性を冒頭で強調しているものの、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングのバランスの取れた勉強をしていくことが大切だと主張しており、本書は以下のような順番で構成されています。
- スピーキング
- 発音
- リスニング
- リーディング
- 実践英会話
- グラマー
- ボキャブラリー
- ライティング
第6位 純ジャパの僕が10カ国語を話せた 世界一シンプルな外国語勉強法
著者がなぜ10ヶ国語を話せるようになったかと言うと、「必ず使う単語・表現だけを覚えて使っていた」からです。
- 必要最低限覚える
- 覚えた表現を使って話す
- 通じると嬉しい
- もっと話したくなる
と、必要最低限の単語・表現を使って会話ができると、やる気が出てもっと勉強したくなるというのが著者の主張です。
- 本当に使う単語200個・表現30個
- 著者が実践した自分専用単語帳の作り方
- 言語交換アプリの使い方
- アウトプットの3ステップ
本当に使う単語200個と表現30個だけが掲載されており、「英語の勉強を始める」のに最適な一冊です。
第7位 同時通訳者のカバンの中 ツールを使いこなせば英語力3割アップ!
同時通訳者は、現場でさまざまな道具を使っています。そのため、普段から持ち運ばなければならない荷物が非常に多いそうです。
もちろん、カバンの中身だけではなく、他の英語学習方法もきちんと提案してくれている一冊です。
- リスニング力を向上させるためのツール
- SNSを利用した情報収集の方法
- オンライン英会話の活用方法
- スマホを使った英語の勉強方法
現代では、英語学習のツールとしてスマホやSNSをうまく使えばスキルアップすることができると述べており、それらの活用方法が詳しく解説されています。
第8位 世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法
「ブロークン」でもいいからとにかく話すのが大事!伝わると楽しい!と当たり前のことが書かれていますが、意外とできていない人が多いですよね。
本書は、結論が明確かつシンプルでわかりやすい一冊となっており、以下のような構成になっています。
- 「ブロークン」でもいいからとにかく話す
- 正しい発音を「まず頭で」理解する
- 英文を「前から」解釈しながら読む
- 「音読とセットで」ひたすら聴く
- 結論と根拠を明確にして「ロジカル」に書く
- かならず「フルセンテンスで」話す
- 英文を前から読めるようになる方法
- 英語が聞き取れない「発音」と「他の2つの要因」
- ロジカルな文の書き方
- 英語を話す上で大切なこと
最後にテクニックよりも「自分の意見を持つこと」の大切さの話をしています。仕事上の理由で英語を勉強をしなければならない人には是非読んでいただきたい一冊です。
第9位 超英語思考トレーニング
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの順番で頭が英語思考になるトレーニングをしていく本です。本書では、英語思考とは英語の語順、つまり前から理解することであると言っています。
この英語思考は、4技能いずれにも役立ちます。
- 英語の語順で理解する方法
- 英文法SVOCを捨てて、SVAAで考える方法
- リスニングができない理由
- スピーキングと並行して、あるいはスピーキングの前にライティングをやるべき理由
簡単な英文を使ってトレーニングができるセンテンスが満載の一冊です。
第10位 脳が認める外国語勉強法
脳が認める外国語勉強法は、9ヶ国語で翻訳された語学の勉強法がわかるのベストセラーです。
本書では人の記憶の特性をよく捉え、それに沿って本が設計されており、外国語が確実に定着する勉強方法が書かれています。脳科学者の中野信子氏絶賛の一冊です。
- 脳科学に基づく忘れない記憶法
- 発音の勉強方法
- ネットの活用方法
- 記憶暗記ツールを使った学習方法
本書では、10年忘れずにいられる「記憶の5原則」を前提にして、発音の勉強を一番最初にやることで、その後の単語や文法、ライティングの学習での負担が軽減され、学習効果が上がるという内容の英語の勉強方法を示しています。
英語の勉強方法がわかる本まとめ
ここまで、英語の勉強方法を示している本を紹介してきましたがいかがでしょうか。
やはり、英語のプロの意見を参考にしつつ、良いと思った勉強方法を取り入れながら学習進めていくのが使える英語を身につけるための最も近道だと思います。私自身も英語のプロから正しいシャドーイングやリピーティングなどの正しいやり方を教わり、継続して勉強を続けたことで徐々に英語でコミュニケーションがとれるようになりました。
英語だけに限らず、外国語を習得するための方法はある程度勉強方法が決まっているので、どの本にも似たような勉強方法が紹介されています。なので、とりあえず一冊読んで勉強の進め方を決め、一気に英語の勉強に取り掛かるといいでしょう。
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