英語は主語の後ろに述語が並びます。その述語の中心となるのが動詞です。
動詞にはbe動詞と一般動詞の2種類があり、それぞれ性質が異なります。
ここでは、be動詞について詳しく解説していきます。
be動詞とは?
be動詞に属する動詞は、”be”のみです。しかし、この”be”は厄介なことに主語によって形が変わります。
まずはどのように形が変化するのかを確認しましょう。

このまま暗記してもいいですが、主語が単数の場合は”is”で複数の場合は”are”と覚えるようにするといいでしょう。そして、単数の中でも主語が”I”の場合は”am”、”You”は”are”とそれぞれ変化させます。
よく”I”を一人称、”You”を二人称、そしてそれ以外を三人称と言ったりします。つまり、三人称は”I”と”You”以外だということです。
なので、基本的には主語が単数の場合は”is”と覚えておくのがいいのではないかと思います。
be動詞の意味
be動詞を日本語に訳してみると、「〜です。」や「〜います。」という意味になります。
be動詞は「主語と主語を説明する語句」をつなぐ役割を担っています。ちょっとわかりづらいので、実際の英文を確認してみましょう。

このようにbe動詞は、主語”I”と主語を説明する語句”a student”をつないでいるだけで実質的な意味は持ちません。
I=a studentとは言う代わりに、”I am a student”と言うと理解しておいてください。
be動詞の否定文
「私は学生ではありません」という否定文を作りたいときには、be動詞のうしろに”not”をつけてあげます。

- We are not sad.(私たちは悲しくありません。)
- You are not a soccer player.(あなたはサッカー選手ではありません。
- Kota is not happy.(こうたは幸せではありません
be動詞の疑問文
「あなたは学生ですか?」と相手に質問したい場合は、be動詞の位置を主語の前に持ってきます。

- Are you sad?(あなたは悲しいですか。)
- Is Ken a soccer player?(けんはサッカー選手ですか。)
- Are you Kota?(あなたはこうたですか。)
疑問文への答え方

「あなたは学生ですか?」と聞かれたときに、普通であれば「はい、(私は)そうです。」もしくは「いいえ、(私は)違います」と答えますよね。
英語でも同じように、”Are you a student?”と聞かれた時には、主語を変えなければなりません。つまり、”Yes, I am”か”No, I am not”と答えます。
一方で、主語が「彼ら」などの複数形や、「彼」や「彼女」といった場合は主語を変える必要がないのでbe動詞も変わりません。
④のように”this”や”that”といった主語がものになる場合は、答え方は”it”になります。
- Is this a book?⇒Yes, it is / No, it isn’t
- Is that a pen?⇒Yes , it is / No, it isn’t
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