僕は先日埼玉県で行われたBONES CUP Jr.という小・中学生向けのバスケットボール大会の運営に携わらせて頂く機会があった。この大会では横田基地の子供たちで構成されるYOKOTA SURGEやSt Mary International schoolというインターナショナルスクールの子供も参加しており、国際交流の場でもあった。僕はバスケットボールに関しての知識は素人同然だけれども、異文化交流という点で、大学時代や海外への留学・仕事等の経験から思うことがいくつかあったので記しておこうと思う。

国際交流成功の鍵として子供の純粋さに勝るものはなかった

日本の中学生というと思春期で難しい時期でもある。ましてや海外の全く違う文化を持つ人たちと交流することが果たして可能なのだろうかと思っていた。僕はお互いの国の子供たちはどこかで相手に対して偏見を持っているんじゃないかという間違った固定観念にとらわれていた。そんな固定観念の誤りに気づいたのが、試合間にアメリカ人の子供たちが(勝手に)コートに入ってきて日本人の子供たちにバスケで1対1をやろうと言い出したときだ。彼らは話す言語が違うので会話はできないが、ボディーランゲージとバスケットボールでコミュニケーションを取り始めたのだ。たしかに日本人の子供たちは始めこそ躊躇していたものの、だんだんと打ち解けていった。あるチームの子は、「あいつらと1対1ができてよかった。すごくいい思い出ができた!今日来てよかった!!」なんて言うから、大会運営者としてはこの上ない喜びであった。思えば英語が堪能でない僕自身も、海外で過ごしていたとき、バスケットボールや野球、筋トレなどで多くの人と仲良くなることができた。そんな経験をしているにもかかわらず、間違った固定観念を抱いてしまっていた自分が情けなくてしょうがない。大人よりも子供のほうがよっぽど異文化に抵抗なく触れることができるんだなと思った。

文化のちがいによる問題もあった

一方で、文化のちがいによる問題もあった。あるチームの子が、「ゴミが体育館の床中に捨てられていてます。多分、外国のチームの人たちだと思います。」と運営席に駆け寄ってきた。「やっぱり外国人はクソ野郎だ。」という子供がいた。ゴミをゴミ箱に捨てるって言うのが当たり前な僕たちにとっては、ゴミがポイ捨てられている状況が信じられないのは当然だろう。ただ、海外ではそれが常識でないところもある。実際に僕がシアトル・マリナーズでインターンをしていたときに驚愕したのが、球場のベンチ席の床中にガムやゴミが捨てられていて、恐ろしいくらい汚い状況だったのだ。最初は気持ち悪くて、憧れのメジャーリーガーが座っているベンチに行くのすら嫌だった。ただ、アメリカには「ゴミを拾う仕事」がある。僕のアメリカの友人が、「ゴミを捨てれば、それを拾う仕事が生まれるだろ。おれたちが雇用を生んでるんだ。」と言っていた。なるほど、こうゆう経験なら僕も子供たちに伝えることができる。自分たちが当然だと思っていることは、地球のほんの小さな島国にしか当てはまらないことであると。

 

他の文化のちがいを教えることで、何か子供たちに感じてもらえることがあればいいなと思う。それがいいことなのか悪いことなのかは僕にはわからない。けれども、他の文化を見て、感じることで自分たちの文化を見つめ直すいい機会にもなる。常識を疑うことができるようになる。薄々気づいてはいたが、僕がやりたい・伝えたいのはこの辺なんじゃないかなと思っている。僕には若くして、海外に留学させてもらったり、海外インターンや海外で働いたという経験がある。この経験を生かして少しでも子供たちの役に立てればと思ってならない。

 

最後に素晴らしい経験をさせて頂く機会を与えてくれた片岡さん、重田さん、タツヤAMGに感謝したい。以下、片岡さんがまとめたBONES CUP Jr.詳細

【12/17(土)BONESCUP Jr.@越谷西体育館】
BONESCUP Jr.が無事に終了。BREXジュニアユースが優勝。ジュニア世代にも新しい風が吹いています。
詳しい経緯は割愛するが、この大会は、昨年からスタートした、BONESCUPの新しい取り組みだ。ジュニアの競技環境を整えよう、という大それた事は無くて、身近な存在のニーズ(問題、課題、現状)を打破(解決、解消)しようとしてスタートしたプロジェクト。
元々、BONESCUPは、BONESという茨城県のチームが主催した『自分たちの為の大会』。主催者の熱意により、茨城県バスケの課題解決へのアプローチに発展し、(大人の部門を継続させることを前提として)、スピンオフで、ジュニア大会を開催するに至る。
冒頭にある「BONESCUPにとって身近な存在」とは、同大会の女子優勝チームでもあるQUEEN BEEのコーチ/主将の池田氏。地元の中学校にバスケットボールが無く、活動する場所を求める選手の受け皿としてジュニアクラブチームを立ち上げた両氏。設立当初、なかなか気軽に参加できる大会も少なかったようだ。そこで、BONESCUP、のジュニア版のような大会を希望されている話を聞き、スタッフ有志が立ち上がった。それが、2015年8月末頃である。様々な方の協力を頂きながら、昨年に第1回、今年が第2回。
個人的に、この取り組みを通じて考える事。それは、BONESCUPの初期から、18回を迎える現在まで脈々と流れている、自由闊達で、冒険心に溢れるスピリッツが織りなすストーリーを大切にしたいという事。大袈裟に言うと、そのストーリーに新しい1ページを加えたかった。
特に、マフィ、健太君、マツ君、大川さん、イッチャン、堀越、のりぞう(関係ない?)ら、BONESCUPを長きに渡って、陰で支えるスタッフの方が、他地域でのジュニアカテゴリーの大会などで、少しでも大会の成り行きを喜んでくれていると非常に嬉しい。準備作業で面倒なときは、初期から現在まで大会に関わる人の献身性や熱意を思い出した。面倒な作業へ取り組む気持ちが湧いた。
また、YOKOTA SURGE,St Mary International schoolなど、近年、付き合いのあるチームにとっても、日本のチームと試合をする受け皿の一つになっているようであれば、これに勝る喜びはない。
ジュニア大会は管轄外という素振りを見せながらも、ジュニア大会の会場で必ず運営をする重田さん、きめ細かな段取りと丁寧な仕事振り、責任感と使命感が光る龍谷さん、卓越した英語力を駆使して数々の問題を未然に防いでくれた「あごながおじさん」。
BONESCUP本大会同様にサポートして下さる審判団のRING、越谷市の田中さん、参加チーム、選手、コーチ、父兄、関係者の皆様に本当に感謝したい。(大会の参加枠に限りがあり、出場したかったのに、出場できなかったチームの方には本当に申し訳ないです。)
大きな夢や野望から逆算して物事に着手することは大切ですが、時として、何から着手しようか悩む。夢は語るが、何もしない人もいる(自分もそうかも。。)。
大きなビジョンを描きつつも、自分の問題、そして身近な存在の課題や問題を解決するように自由闊達に動けるBONESCUPのスピリットは好きだ。何かを構想するとき、何かを始めるときも、そんな手作り感を大切にしたいと思う。
少しだけ拙い英文で。
Last weekend, I hosted the International Basketball Tournament for youths such as BONESCUP Jr.
I really appreciate all members who were involved.
Even though it was not perfect, I did my best with this project and would like to fix any problems and make improvements.
Again, I am very thankful to all the players and their parents, the coaches and everyone else!
<協力>
Area51
https://www.facebook.com/Area-51-395523280511357/?fref=ts
メルシー接骨院
https://www.facebook.com/merciseikotsuin/?fref=ts
東邦出版株式会社
http://www.toho-pub.net/product_info.php?products_id=809
<出場チーム>
・ DOMINATE / 千葉、神奈川
・萩島バスケットボールクラブ / 埼玉県越谷市
・BREX ジュニアユース / 栃木県
・Yokota Surge / 東京都福生市(横田基地内ジュニアチーム)
・Koshigaya East Warriros / 埼玉県越谷市
・Eagle Nest S”tage / 埼玉県坂戸市・鶴ヶ島市
・St. Mary’s International School 8th grade / 東京都世田谷区
・ALPHAS / 埼玉県越谷市

ここに引用文が入ります。

Adios!!